SIDE ONE ~小説の感想を日々書き連ねる~

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ライトノベルの楽しい書き方3

[著者:本田透/イラスト:桐野霞/GA文庫]★★

 剣の恋愛に対する前向き精神と後ろ向き精神の割合が多分3:7くらい。これでも前巻までより若干前向きな気持ちは上昇してたと思うよ。八雲との事で、付き合ってるんだか付き合ってないんだか、本当の恋人なんだか期間限定恋人なんだか……などなど、これまで剣の中で積もりに積もらせた曖昧な関係に決着を付けようとする姿勢は、確実に前向きへ前向きへと自分を変えようとしている表れなんじゃないかな? 覚悟を決めると言っても大袈裟じゃないくらい、そう言った剣の“告白に踏み切る”という行為が実に印象深くて良いものだったなと。

 まあ結局曖昧に終わってしまったんだけど、このままゆうなを入れて三角関係展開になるのかなぁ。

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