[著者:浅井ラボ/イラスト:宮城/ガガガ文庫]★★
角川スニーカー版3巻に収録されていた短編集の再録版+書き下ろし。いや〜、最早「そんなエピソードあったっけ?」って忘却っぷりなんだけど、そんな中ひとつだけ鮮明に覚えていたのが『禁じられた数字』。まあ言うまでもなく、黒ジヴ様が降臨なされたのが強烈なインパクトとして記憶に残っていたから。本編であまりこんな風に皆が本気出したギャグをやらない(展開的にやれない場合も多いか)ので、余計新鮮に感じられたのかも知れない。
あとは本編でなかなかお目にかかれない内容、という意味で『幸運と不幸と』も良かったな。あまりに馬鹿馬鹿しい癖にサッパリ笑えない辺りはガユスの存在を象徴するかのようで……色々ご愁傷様。
既刊感想:『されど罪人は竜と踊る』感想一覧
されど罪人は竜と踊る 5
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浅井 ラボ/宮城 小学館 2009年02月18日