SIDE ONE ~小説の感想を日々書き連ねる~

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さよならピアノソナタ3

[著者:杉井光/イラスト:植田亮/電撃文庫]★

 合唱コンクール→体育祭→文化祭、と秋の学内イベント目白押しの一冊。そして、それぞれのテンションが上がるに連れてナオの鈍感さも極まってゆく、という感じ。一方で文化祭ライブ開催への期待感にワクワクしつつも、もう一方ではナオの超絶な鈍さにイライラさせられっ放しで。さすがに今回のナオのこの鈍感さにはどうにも肩入れ出来なかったよ。

 最後の最後で納まるべきとこに納まってホッとしたけど、「やっとかよ」って呆れ気味な気持ちの方が強かったかも(全部ナオに対してね)。でも、まだ直接「好き」とは言えてないんで若干心配かな。

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