[著者:池田朝佳/イラスト:さんば挿/富士見書房 富士見ファンタジア文庫]★★
鍵開けキリエと封緘師 モラトリアム・ミッドサマー (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 池田朝佳,さんば挿
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2010/05/20
- メディア: 文庫
- クリック: 51回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
シリーズ第2巻。大統領個人の事や『封緘師』と いう存在について、前巻では不明瞭だった部分が大 分明確に示されていたかな? という手応え。それ でもキリエの立場からすれば、大統領と彼女の関係 者との会話を直接聞いた所で、まだまだ理解の及ば ない部分は多そうだけど……。ともあれ、ようやく 大統領の忠告を振り切って踏み込むか、それとも己 の立場をわきまえて身を引くか? を選択するスタ ートラインに立つ事が出来たんじゃないかな? あとはキリエとリュリュの関係がなかなか良い感 じだったので、このまま進展してくれたら嬉しい。 既刊感想:小箱は開くのを待っている