- 作者: 大谷久,望月朔
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/06/18
- メディア: 文庫
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第4回小学館ライトノベル大賞『審査員特別賞』受賞作。 探偵小説風異能バトル? これよりもっと探偵推 理色の濃い方が好みだったかなぁ。久郎が三日月卿 についての情報をこるりに求めた時点で、真犯人で ある三日月卿の素性は徹底的に伏せるもんだと思っ てたけど(その時点じゃ夕日や久郎の異能力でも使 って推理謎解きするのかなと考えてたから)、実際 には伏線もなんもなくあっさり割れてちと拍子抜け してしまった。かと言って、異能力で見せ場があっ たかと思い返すと……久郎の最後のあれだけだった かも。最初から前面で押してた気がする、夕日の存 在感や異能の方があまり印象に残らなくて残念。