ストライク・ザ・ブラッド (6) 錬金術師の帰還 (電撃文庫)
- 作者: 三雲岳斗,マニャ子
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2013/02/09
- メディア: 文庫
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今回は錬金術師襲来。“魔族特区”の絃神島は本 当に毎度毎度色々と厄介な存在を引き寄せてくれま す。しかもその殆どが古城の第四真祖の力が目当て とかではなく、別の所に目的があって事件が発生す る流れで、古城にとっては巻き込まれてばかりのと ばっちりもいい所。そんな中、多岐に渡って女性関 係を着々と築いている辺りは良いのか悪いのか微妙 な感じですが、死にかけながら戦いを請け負う見返 りとしては充分過ぎるのかな、という気もします。 今回一番注目してたのは、雪菜の学年が研修旅行 で絃神島から本土へ行く為、数日ながら古城と離れ てしまう事。雪菜の方が任務を口実に古城とくっつ いてばっかりなので、離れ離れになったらお互いど うなるのかな? なんて風に興味津々でしたが、結 果的には離れ離れ感なんて全然なかったです。この タイミングで事件が起こって一旦別れたのに結局近 くに居るって、離れられない運命なんですかね。 本妻の居ぬ間になんとやらで、浅葱も猛烈に接近 して存在感示してましたけど、死にかけるやら身体 は乗っ取られるやらで、なかなかに不憫な扱いです よ。これで浅葱に古城の正体が未だバレないのは奇 跡に近いと思います。だからこそか、あえて正体を 知らせない浅葱は、この物語で“特別”な印象もあ ります。このまま事実を隠して付き合うのか、それ とも何処かで正体明かすのかは気になる所ですね。 既刊感想:1、2、3、4、5