[著者:御守いちる/イラスト:はくり/講談社ラノベ文庫]★
- 作者: 御守いちる
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/09/01
- メディア: Kindle版
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霧ノ宮才華と日下部秀一の二人は、何故この事件 に首を突っ込んでいるのでしょうか? これが終始 疑問であり違和感でもあり。被害者とは学校も違え ば接点も殆どない無関係者で、第一発見者で、偶然 “ヒガンバナの死”が見えただけでは関連付けるの は弱いと感じました。なので、結局部外者が興味本 位の探偵ごっこで欲求を満たしたいが為に、事件を 引っ掻き回しているようにしか見えませんでした。 その部外者二人に対して、関係者達は最初拒絶し てる癖に何時の間にかぺらぺら喋って情報提供して いて、警察も何故か野放しにしていて、真相語りの 際の真犯人の動向もこんなで、あまりに都合良過ぎ ません? 良かったのは独白の仕掛け位でした。