
- 作者: 岡本タクヤ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/02/20
- メディア: 文庫
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元の世界への帰還が迫っている筈なのに、これま でとノリが全然変わらんなー、って呟きながら「ホ ントに帰還まで話が到達するのか」と気にしつつ眺 めていました。まあ結局の所、浩介やプリシラを始 め誰しもその予感予兆を肌で感じつつも、気持ちの 何処かでこのままずっと続いて欲しい、そう言った 願望が普段通りの雰囲気に表れていたのかなと。 終盤は畳み掛けるような怒涛の“サヨナラ異世界” イベントで、完璧な現実世界への帰還&異世界の人 達とのお別れがそこにありました。多人数だけど一 人一人把握出来る程になっていたのも凄い事で、こ れまでの積み重ねがあったからこそプリシラとの振 り返りが尊く愛おしく感じられたのだと思います。 既刊感想:1、2、3、4、5、6