
- 作者: 屋久ユウキ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/10/18
- メディア: 文庫
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正直みみみの告白の事ちょっと忘れてて、最後に なって「あ、そう言えばそんな展開だったな」と思 い出したりとか。今回の短編集は、普段本編の流れ の中にはなかなか差し込めない様な、日常エピソー ドの補強みたいな役割だったのかなと思いました。 その中でも、前回のラストからの流れを繋ぐ為の 役割と言うか、特にみみみの感情の変化を明確に伝 える為の一冊だったのかな、と。友崎へ好意を抱い ているのは普段の様子からも何となく察せられてい ましたが、こう本人視点で物語が描かれると、みみ み自身はそれをなるべく自覚しないように直視しな いように振舞っていたのが良く分かります。今度は みみみの覚悟を友崎の方がどう受け留めるのか。 既刊感想:1、2、3、4、5、6