[著者:三河ごーすと/イラスト:茨乃/MF文庫J]★★
グラン・マリアの暴走
が人類滅亡の危機を招こうとしている。彼女を食い止める事こそが人類が生き延びる手段であり、冬真からすれば彼女こそが目下の敵対者となる。しかしながら、今回一挙に明るみに出た色々な要素が絡まり合って、単純にグラン・マリアを害悪とは切り捨てられない複雑さも持ち合わせていたような印象でした。十二老頭評議会も善だ正義だとは支持し切れない裏もあるみたいだし。雪奈の持つ特殊性と胞子獣との関連性
切れない糸で繋げられているような、その影響がどんな形で出て来るかは見通せない。そこに加えて、嬉しいんだけど素直には喜べないラスト直前のこれ。とりあえず新たな問題の種になるのは間違いなさそう。理想の娘なら世界最強でも可愛がってくれますか?3
posted with ヨメレバ
三河 ごーすと/茨乃 KADOKAWA 2019年08月24日