[著者:志瑞祐/イラスト:遠坂あさぎ/MF文庫J]★★
レオニスが調べている、現代の魔導テクノロジーと発展に至るまでの経緯について。まだまだ明確に見えて来ない部分も多いのですが、いずれレオニスが密かに掲げる魔王軍再興の足掛かりになるのかどうか。でもまあハッキリ言って秘密裏にしか行動出来ない今のレオニスに、果たしてそんな世界の勢力図を覆しかねない大それた事が出来るのかどうかは微妙な所。少なくとも過去と現在を繋ぐ糸が見えて来ない限り、大きな動きは見られなさそうですね。
そんな具合で。帝国の王女が来訪するもレオニスとの直接的な絡みは無く、反乱を扇動した敵対勢力から多少は有益な情報が得られた、と言った感じでした。盛り上がるにはもう少し時間が必要かな。
既刊感想:1
聖剣学院の魔剣使い2
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志瑞祐/遠坂 あさぎ KADOKAWA 2019年09月25日