[著者:川田両悟/イラスト:よう太/MF文庫J]★★★
カード
人格のある“仲間”と捉えるべきか、いざと言う時は犠牲にし切り捨てる事を躊躇わない“消耗品”と扱うべきか。今回の3ON3の戦闘の中で、アキトはマスターとカードの関係性、どう扱うべきかを考えさせられる事になります。上を目指すと言う事
つまり、CVCの舞台にアキトが上がる事。その為には、ナツメの様に躊躇なく自らのカードを犠牲に出来るような、そんな思考や精神を持ち合わせなければならないのでしょう。アキトの回答
でも、それでもカードをその人格も含めてこよなく愛し大切に扱おうとするアキトならば。1年間の使用期限という制約も、使い捨ての消耗品という考え方も、いつか根底から覆してくれるのかも知れません。続刊希望
最後はこうなってしまって、続気が出るかは売り上げ次第、とシビアな現実を聞かされてしまいましたが。特に今回のバトルは非常に見応えがあって面白くて、更にアキトのカードに対する向き合い方も丁寧に描かれていたので、是非この先も続いて行って欲しいですね。既刊感想:1
アキトはカードを引くようです2
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川田 両悟/よう太 KADOKAWA 2019年11月25日