SIDE ONE ~小説の感想を日々書き連ねる~

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生徒会探偵キリカ5

[著者:杉井光/イラスト:ぽんかん(8)/講談社ラノベ文庫]★★

文化祭
 相変わらず生徒8000規模での開催とか、想像つかねえ。どれだけ事前に警備体制を整えても穴が開くような気がして仕方ないんだが……。それでもでかいトラブルに見舞われないのは、優秀な生徒会と実行委員の努力の賜物なのかな。

準備段階・七不思議事件
 文化祭準備期間の出来事。本番前の前哨戦? と言った雰囲気で、キリカとひかげにとっては小手調べ的な。とは言え、なかなかに手の込んだ仕掛け方で、これが解決しないと本番までに大分悪影響が出てたでしょうね。

本番・ミスコンと演劇
 事件の規模としてはマスコミ巻き込んでの大騒動。ただ、キリカが言っていたように色々な出来事が複雑に絡み合い面倒臭く見ていただけで、実際に分かってみれば至ってシンプル。なので、一応推理は巡らせていたけれど、ひかげとしては傍観者的な立場の方が強かったかも。

決戦の時、迫る
 色々イベントこなして、狐徹の巨大な強さを直ぐ傍で目の当たりにし続けて来て、それでも敵対表明で立ち向かうと言うのか。生徒会総選挙、ひかげがどんな立場で挑むのかはまだハッキリしないけど、今の所勝機は限りなくゼロに近い。

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