[著者:古宮九時/イラスト:chibi/電撃の新文芸]★★★
“絶対に結ばれない呪い”にでもかかってるんじゃないのか
まあそんな事実は無いんですけど。言わずにはいられないこの気持ち。だって、ようやく枷が外れたオスカーとティナーシャの関係をニヤニヤしながら追っていたのに……と言った結末だったもんで。変な声出して無性に叫びたくなりました。オスカーの呪い
『誰が?』『何故?』の部分は、言われてみれば確かに明かされておらず、「まあ解かれたからいいか」で安堵し切っていた油断もあったかも知れず。作為的に仕組まれたような臭いも随所で感じられていたものの、その辺りもまだ謎が多いですよね。閉幕と新たな開幕
次巻より、その謎とされているオスカーの呪いを含め、今度はオスカー側の様子が描かれて行くそうで。正直最後に“もやもや”っとしたのも残ったんですが、どんな形であっても、辿った先に幸せな結末が待っていると願いたいです。Unnamed Memory III 永遠を誓いし果て
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古宮 九時/chibi KADOKAWA 2019年09月17日