SIDE ONE ~小説の感想を日々書き連ねる~

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最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える1

[著者:じゃき/イラスト:fame/オーバーラップ文庫]★★

【話術士】と言う職業
 『言語の力』で他者に様々な強化を与え、また従わせる強制力も与える。他者への『影響力』は最強クラスの能力。ただ本人は対象外の為、自身を強化する事が出来ない。身体能力以外で外敵から身を守る術が無い。言わば『他者に貢献する為だけの能力』。言語の強制力も万能では無いので、実に扱いが面倒で使い所が難しい能力ですよね。

最強であり最弱でもある
 ノエルの本質は、話術士を徹底的に理解して、常に最大限の効果を上げる為に立ち回れる事。でも、個人を強化する事に関しては他の職業に大きく劣ってしまう。どんなに努力しても超えられない壁がある。決して無敵なんかではない。ノエルが他者の強さを見て悔しさに歯噛みする姿、妙に印象に残りました。