SIDE ONE ~ラノベの感想を日々書き連ねる~

ラノベの感想を日々書き連ねるブログ

妹の好きなVtuberが実は俺だなんて言えない

[著者:芦屋六月/イラスト:うらたあさお/電撃文庫]

『中の人なんて居ない』
 バレたら妹の理想と夢と願望をぶち壊す、と言う意味で「そりゃあ言えるわけがない」。何でよりにもよって、実妹が兄(の演じてるVtuber)の熱狂的なファンなんだ! と言った悩みと、隠し続ける苦労……傍から見ている分にはとても面白いです。

 しかし、当事者たちはそうも行かない。Vtuberの爽坂いづるは、熱狂的なファンに『声でバレる』程度には、人気と知名度がある。なのに、既に玲仁の迂闊さで結構ボロが出ちゃってる。特に妹のひおりは玲仁と距離が近いだけに、身バレの不安は募る。

 果たして玲仁の『一人二役』な誤魔化しが、どこまでひおりに通用するか。その綱渡り的な展開が、案外この物語の楽しみになって行くのかも……?