[著者:三月みどり/イラスト:Tota/MF文庫J]
癒しと和みと弄られを提供する子ねずみ系男子
弄られる為に生まれて来た男子こと根津紡。『子ねずみ系男子』、とでも表現すればしっくりくるでしょうかね。自信なさげにおどおどしてる紡の姿って、つい好きな子を苛めたくなる『女子ゴコロ』をどストレートにくすぐりまくりだと思いますよ。紡と雫の関係って、本当に『ねずみと猫』そのもの。それ以外のなにものでもない。成る程うまく関係性の特徴を捉えてるなあ、と感心させられました。
でも紡の本質は、へなちょこだけど大事な局面では必ず『本気で強気になれる』所。幼馴染みの匠真が一目置き、雫が惹かれるのも良く分かりますよね。
きゅうそ、ねこに恋をする(1)
posted with ヨメレバ
三月みどり/Tota KADOKAWA 2021年01月25日頃