[著者:長岡マキ子/イラスト:magako/富士見ファンタジア文庫]
月愛との交際が順調な裏側で、海愛のヤンデレ気質が膨らみ続けていたから、非常に不安感が募る展開でした。特に双子の姉妹、どちらも龍斗に好意を抱き、過去の家族関係に深い因縁がある。月愛が「龍斗は大丈夫」と思う程に、『大丈夫じゃないフラグ』をビンビン感じるような雰囲気でしたよね。
その辺りの問題が浮き彫りになる。避けては通れず、また龍斗が月愛と付き合う上で決して避けてはいけない問題。紆余曲折ありましたが、腰を据えて話し合う事、お互いに相手の事を理解し合う事の大切さ、などを深く実感させられるお話でしたね。
既刊感想:1
経験済みなキミと、 経験ゼロなオレが、 お付き合いする話。その2
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長岡 マキ子/magako KADOKAWA 2021年03月19日