[著者:雪仁/イラスト:かがちさく/電撃文庫]
元々夏臣とユイの関係は順調で、脇からの余計な介入で乱される心配も全くないため、良い意味であまり言う事もないと言うか。前巻同様、凄く平和的にまったりと、二人の関係の進展を見ていられる。
変化があった所は、夏臣以外で冷静な態度を崩さないユイに、本音を言い合える友達が出来た事。夏臣の親友の慶に、二人の関係を告げた事。どちらも、二人にとっては良い出来事だったと思います。
あとは互いに『恋心』の芽生えを自覚した事。夏臣もユイも、どういう気持ちを抱いているのか分からなかった状態から、明確な答えが浮き上がって来た、と言った所。特に今回の大きな見せ場です。
既刊感想:1
雪仁/かがちさく KADOKAWA 2021年05月08日