SIDE ONE ~小説の感想を日々書き連ねる~

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グリモアレファレンス2 貸出延滞はほどほどに

[著者:佐伯庸介/イラスト:花ヶ田/電撃文庫]

 なんか今回、やけに「取っ付き難いなあ」「読み進め辛いなあ」って感じたんですが……前回はそんな事なかったんですけど、何だろな? 

 多分、バトル面で、『魔書の固有名詞だけ出ても、誰が使用出来てその能力がどんななのか』が把握し難いと思ったから、なのかも。尊たちが当たり前のように使用している様に見えてた中で、実はもうちょい個々の魔書にも説明やらが欲しかったりとか。

 内容としては、地下書庫の書籍に関する依頼をこなして行く、自分達の求めるモノを手にする為の探索を繰り返す、などの連作短編形式。ガッツリ地下図書迷宮攻略ではなかったですが、これはこれで様々な案件が楽しめる内容で面白かったですね。

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