SIDE ONE ~小説の感想を日々書き連ねる~

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10年ぶりに再会したクソガキは清純美少女JKに成長していた1

[著者:館西夕木/イラスト:ひげ猫/オーバーラップ文庫]

 勇に対しては「さっさと気付いてやれよ~」で、未夜に対しては「さっさと打ち明けちゃえよ~」でした。非常にめんどくさかったですね。正確には、めんどくさ面白かったです。

 これは勇がクソ鈍感なのか、10年経った未夜の容姿や雰囲気が超絶激変しちゃったからなのか、どちらの原因がより影響力が強かったのか、とても判断に迷う所でした。

 まあ、要するにどちらを責めるのも「うーん」って感じで、そう言った部分も含めてバレそうでバレないじれったさには思わずぐぐっと引き込まれてしまいました。

 7~8歳の小学生を10年ぶりの高校生の姿で見掛けたら、近しい関係であったとしても見逃しちゃうかなあ? でも、未夜はめちゃくちゃ一生懸命にヒントを出しまくっていたので、やっぱりクソ鈍感な勇の方が悪いな。そう言う事にしておこう。