[著者:武藤かんぬき/イラスト:あって⇒七草/HJ文庫]
中年のおっさんが『性転換転生』で美少女幼児になっちゃったお話。何故、誰が、どんな意図で、前世で不摂生してたっぽいおっさんにこんなチャンスを与えたのか?
それはもう神のみぞ知る所。手掛かりとしては、前世で『女性になる事に憧れていた』『潜在的に心は女性だったのかも知れない』と言った具合で、要するに「よく分からん」状況です。
外見が美幼女で、中身が中年おっさん、さてどんな展開になるか? と見守っていた所、『コメディなノリ的なおふざけやお遊びは一切無し』な展開だったのは結構意外でした。
めちゃくちゃ真剣に将来を見据えて、人生をやり直そうと様々なものに向き合っている。自ら困難な道に足を踏み入れたわけで、そう言った行動力も含めて素直に成功への道を応援したくなりました。