SIDE ONE ~小説の感想を日々書き連ねる~

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第三皇女の万能執事1 世界一可愛い主を守れるのは俺だけです

[著者:安居院晃/イラスト:ゆさの/HJ文庫]

 ロートの『淡々としたドS』っぷりが、序盤の頃から畳み掛けるようにクレルに炸裂してたので、正直「ちょっとこの繰り返しはくどいなあ……」みたいに胸やけ気味だった事もありました。でもすぐに慣れました。慣れって凄いですね。

 まあ「結局おまえらいちゃしちゃしてるだけじゃねえか」、と気付けたのもあったんでしょうけど。何だかんだクレルの絶対の信頼を受けて護っている所は、かっこよくて頼もしいなあって感じでしたね。

 あとは、クレルとロートの馴れ初めについてや、二人の能力的な事、過去についてや現在の立ち位置的なもの(特にクレルに関して)など。まだまだ知りたい部分は多かったので、その辺りの描写は次に展開に期待したいです。