[著者:ケンイチ/イラスト:ネム/マッグガーデンノベルズ]
なんか今回のテンマって、敵対心を向ける相手に容赦なさ過ぎて、ちょっと引いてしまうくらいの残虐性すら抱いてしまう程だったかも。淡々とあっさり殺ったり叩きのめしたり……それだけテンマの規格外な強さが際立っていたわけですが。
気持ちを分かってくれる人達もいるんだけど、その何倍も強さを疎まれたり躍進に嫉妬されたり、それでもテンマが年齢以上の落ち着きを見せるので余計に反感を買ってしまい、「なんかここじゃ生き辛そうだなあ……」なんて思いながら眺めてました。
結局、終盤で久々に登場した神々から、『強さと精神のバランスが崩壊寸前で危うい』と知らされて、なるほど納得となったわけです。とりあえず抑止力的な処置はもらえたので、次の新天地では煩わしさがなく思うままに行動出来たらいいなと。
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