SIDE ONE ~小説の感想を日々書き連ねる~

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ストレイト・ジャケット2 ツミビトのキオク~THE ATTACHMENT~

[著者:榊一郎/イラスト:藤城陽/富士見ファンタジア文庫]

 今のレイオットは立場的に無所属か、あるいは中立であり、主にネリンの依頼で仕方なくも自由に動けていたりする。それが例えば、レイオットの活動圏内に多大な影響を及ぼすような『何らかの対立関係』が発生した場合、果たして彼はどんな動きを見せるだろうか?

 ……みたいな興味を抱いたのは、魔法士を憎悪している人物がいれば、逆に魔法士の能力に絶対の自信を持っているものがいるかも知れないし、魔法士を意図的に『魔族化』させて混乱を呼び起こそうとする者もいたりとか、今回の中で色々な思惑や感情の声が飛び交っているのを目の当たりにしたから。

 組織間対立や思想の対立など、まだ大規模な混乱に発展するかどうかも分かりませんが、何となく火種が着火を待っているような不穏さが感じられて仕方ありませんでした。