SIDE ONE ~小説の感想を日々書き連ねる~

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ストレイト・ジャケット4 オモイデのカナタ~THE REGRET/SECOND HALF~

[著者:榊一郎/イラスト:藤城陽/富士見ファンタジア文庫]

 レイオットとカペルの出会いの過去と現在とを繋ぐエピソード後半戦。エグい。グロい。そして割と救いがない。過去の状況から、今現在レイオットのそばにカペルがいる事を考えると、あまり綺麗な幕切れが望めないのは予想出来ていた事ですけどね。

 別の側面として、『魔法とは何か?』『魔族化とは何か?』について、これまでよりも数歩踏み込んだ内容だったようにも感じました。この辺りは未知の領域で、魔法を使っている側や魔族化を殲滅する側にも明確な把握は出来ていないようで。この過去の出来事のような“想定外”はいくらでもあり得る、と突き付けられたような思いもありました。

 まあレイオットはそれも重々承知している事でしょうけどね。正体不明の老人ロウと、魔法発動の関連性の話はまたどこかでレイオットの身に突き付けられる事になりそうです。