SIDE ONE ~ラノベの感想を日々書き連ねる~

ラノベの感想を日々書き連ねるブログ

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…11

[著者:山口悟/イラスト:ひだかなみ/一迅社文庫アイリス]

 カタリナ、恋愛に対して逃げ腰になってとことん避けていた事を自覚する。「遅すぎだろっ!」と思わずツッコミ入れましたけど。ジオルドとキースの求愛に、意識して向き合えるようになれた事は、カタリナにとっても大きな前進かなと思いました。

 まあそれでも、起こるか分からない『破滅』回避行動優先を言い訳に、結局返事を先延ばしにしてるんですけどねー。愛想尽かされる事は無いと思いますけど、ジオルドもキースも永遠に待てるわけじゃないですから。『破滅』の行方が落ち着いたら、じっくり向き合う展開に進んで行って欲しいですね。

 後半はデューイのエピソード。彼の複雑な家族環境に関係した内容で、またカタリナの『人たらし』が猛威を振るってました。デューイの想い人が、カタリナじゃなくてマリアなのが、なんか見ていて新鮮だなあと。でも、マリアはカタリナ一筋なので、結局デューイも報われなさそうなのが辛い所……。

 あとはいつもの如く、暗躍するサラと闇魔法関連がチラッと。『主』って誰なんでしょうね? 同行してた、主よりさらに上の身分の軽薄な男の存在も新たに気になる所。こっちは謎が膨らむ一方です。

既刊感想:10

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…10

[著者:山口悟/イラスト:ひだかなみ/一迅社文庫アイリス]

 前作乙女ゲームの『隠し攻略キャラ』ラファエル、久々にカタリナと絡んで目立つ役割を与えられる。せっかくカタリナが魔法省入りして、存在感が増すかと思っていたのに、ほとんど上司のラーナにこき使われるだけだったもんなあ。ご褒美として、たまには役得もないとね。

 何故か闇の魔法習得の任務を背負わされたカタリナが、そんなラファエルにコツを教えてもらう展開。いよいよ無視出来ないくらい、闇の魔力がカタリナに関わって来たなあと言う手応えでしたね。

 近しい人達が思っているように、正直カタリナにまともに闇の魔法を習得出来るとは到底思えない。でも、何をやらかすか分かんないですからねこの子。今回も謎に底力を発揮して、闇の魔法で危機を乗り越えていたし。

 結局は、まだ未知数な部分も多いという所に落ち着いてしまう。ただ、サラの動向がやや活発になっていたり、彼女の裏の黒幕の存在が少しずつ見え始めて来たり。闇の魔力に絡んだ話が、少しずつでも確実に進展しているのは間違いないのかなと。

既刊感想:

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…9

[著者:山口悟/イラスト:ひだかなみ/一迅社文庫アイリス]

 ゲームに置き換えて言うなら『ソラ攻略ルート』。続編での攻略対象キャラ中で、唯一マリアじゃなくてカタリナに惹かれている人。

 ライバルたちが居ない近隣の街への遠征で、更に同じ職場である魔法省の案件。これまであまり見られなかった、ソラ個人がカタリナと急接近するシーンも多くて、彼のうろたえぶりがなかなか新鮮で良い雰囲気でした。

 とは言え、たらし込まれ済みなほかの人達の“がっつき具合”に比べたら、ソラはかなり身をわきまえている方でしょうけどね。カタリナに惹かれながらも、あくまで『職場の同僚』と言う距離感を意識して接しているようにも見えました。

 あとは、人身売買事件が収束しても、いまだに謎が残る『闇の魔力』関連の嫌な臭い。サラなる人物の暗躍や、その上層で指示を出している黒幕的存在。まだ表立った行動が現れていないので、しばらく前から何となくもやもやした感じが続いているなって印象でした。

既刊感想:

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…8

[著者:山口悟/イラスト:ひだかなみ/一迅社文庫アイリス]

 近隣国家同士の会合に、問答無用で参加させられる羽目になったカタリナ。魔法省勤務からちょっとだけ離れて、久々に“カタリナにたらし込まれた”仲良しメンバーとの賑やかな交流が見られました。

 ジオルドが仕掛けて、キースとメアリが警戒して、アランが呆れ戸惑い、ソフィアが頑張って入り込もうとして、ニコルが溢れそうな想いを自制する。なんかこう、カタリナを巡っての和気あいあいとした空気感が妙に懐かしいなあ、と思わされました。

 カタリナに宿った闇の魔法・契約書の件は、あまり進展は無し。そもそも古語を読めるようにもっと頑張りましょう、と言った所。

 ただ、大人しかったポチが実はずっとカタリナを守護していた事が分かって、ちょっと「おおっ?」ってなりましたけどね。やっぱりカタリナには強い『闇の魔法』適性があるんでしょうかねえ。

 話は魔法省に戻って次巻へ続く、でした。誘拐、人身売買とかキナ臭い話の調査の為、近隣の街へ出向く事に。闇の魔力の気配もあるようで。やけにカタリナの周囲に絡み続ける、この闇の魔力関連の行方はやっぱり気になりますね。

既刊感想:

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…7

[著者:山口悟/イラスト:ひだかなみ/一迅社文庫アイリス]

 魔法省での攻略対象新キャラ達が、カタリナにたらし込まれない! と言う驚愕の事実。もう際限なくたらし込みまくると思い込んでいたので、結構予想外でした。あと、もうこれ以上『カタリナ好き』な人が膨れ上がってもなあ……って気持ちだったので、なんかちょっとだけホッとしました。

 デューイとサイラスは、どうやら本来ゲームの主人公であるマリアに惹かれているらしいです。ただ、それだとゲーム上のカタリナは『破滅エンド』を迎えてしまうわけなんですけどねえ。

 今のカタリナは、「マリアを応援したい」けど「自分の身の破滅は嫌だ」な感情がぶつかり合っている。まあ、現実のカタリナは多くの人から好意的な感情を向けられているので、対人関係で理不尽に破滅する可能性は低いと思うんですけどね。

 ただ、何故かカタリナに発生した『闇の魔力』適性が、悪い方に転がって破滅へ向かう……なんて未来は下手したらあり得そうで。その辺は、先行きが見通せない不確定要素も多くてちょっと心配です。

 護ってくれる人達が付いていてくれるので、今の所はそこまでの危機感はありません。でも、カタリナが宿した闇の魔力と契約の件は、早くその謎の詳細が明らかになって欲しいです。

既刊感想: