2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧
[著者:ざっぽん/イラスト:やすも/角川スニーカー文庫] 辺境国ゾルタンに持ち込まれた、ヴェロニア王国の騒動。レッドにとって過去の因縁はあれど、今となっては何の関りも持ちたくない相手。でも、望んでいないのに向こうの方から一方的にやって来る。…
[著者:トネ・コーケン/イラスト:博/角川スニーカー文庫] 大学生活編スタート。……の、入学式直前に、相手の一方的過失による追突事故で小熊の50ccカブが大破。初っ端から波乱含みですなあ。結局、怪我の功名と言うべきか、相手側の保険会社の補填に…
[著者:桜目禅斗/イラスト:かるたも/角川スニーカー文庫] この状況。どう考えても七渡の精神的負担が大き過ぎるんですよね、間違いなく。翼と麗奈の間に友情が芽生えても、元カノ育美との確執が新たに生まれてるし。それで答えが出せないままの七渡が、…
[著者:岸馬きらく/イラスト:黒なまこ/角川スニーカー文庫] 自殺志願者の少女を寸前で助けて、その場で「俺の恋人にならないか?」と告白。冷静になって考えると、結構な狂気をはらんだ行為だと思った。 思ったんだけど、ただ、切羽詰まった状況的に、…
[著者:向原三吉/イラスト:いちかわはる/角川スニーカー文庫]★ タイトルが話の大筋を説明してるんで、大体その通りな内容。で、何で懐かれてんの? って主人公の直哉がその疑問に対して恐る恐る向き合って行くような、それで無愛想ヒロインな梨沙の内面…
[著者:八又ナガト/イラスト:fame/角川スニーカー文庫] 『ダンジョン内転移』のスキルが、どう『世界最速レベルアップ』に繋がって行くのか? ここが一番の見所。あまり双方の要素が結び付くイメージが浮かばなかったので、興味津々で眺めていました。 …
[著者:気がつけば毛玉/イラスト:029/角川スニーカー文庫] 現世で事故死で異世界転生。精神は現実世界側の『男』のままで、肉体は異世界転生後の『女』の姿。設定としては見掛ける手法かなと思いつつ、主人公が『その状態を受け入れられるか否か』が…
[著者:ケンノジ/イラスト:やとみ/角川スニーカー文庫] 結論から言うと「いや、違わないだろ」。読んでいて、どう捉えるのが正解なのが正直物凄く戸惑った。栞が本心を伝えるのが超絶ヘタクソなのか、隆之介の方が気持ちを読み取れない鈍感野郎なのか。…
[著者:高峰翔/イラスト:加川壱互/モンスター文庫] とりあえず一言、「ああ、まだ友人同士って認識なのか」と口から思わず出ました。そっか、まだ恋愛感情を自覚するとこまでは進んでなかったか。とは言え、これだけ近距離での穏やかな触れ合い、かつ半…
[著者:森林梢/イラスト:はくり/MF文庫J] 最後の方の、記憶喪失の真相語りの所で、正直「んんっ?」ってなってしまって。理解不足だったのか、難解に感じてしまったのは正直な所ありました。 具体的に言うと、『幸せな出来事』との関連性と影響、の…
[著者:三河ごーすと/イラスト:Hiten/MF文庫J] 悠太と沙季が「この距離感で接しよう」と最初に決めて、その通りに保たれている今の状態。実はとても居心地が良い事に気付かされる。おそらく、互いに納得出来ているから。読んでいても、この二人の距…
[著者:凪乃彼方/イラスト:葛坊煽/MF文庫J] 颯太と同じ『訳あり』留年生の美宇。今回は、彼女のエピソードが割と目立っていたので、颯太への恋愛フラグが立つかどうか。ちょっと気にさせつつ、二人の関係性を追わせて行くような展開でした。 結果的…
[著者:達間涼/イラスト:小玉有起/MF文庫J] 第16回MF文庫Jライトノベル新人賞『審査員特別賞』受賞作。 アメコミ風なイメージの物語、と言う印象。主役側は、アメコミヒーローに成敗される側の悪役達。もっとも、その悪役達も複雑で深い事情を、…
[著者:紅玉ふくろう/イラスト:jonsun/MF文庫J] 第16回MF文庫Jライトノベル新人賞『最優秀賞』受賞作。 異世界転移+法廷バトルモノ。ただ、弁護士でも検事でもなく、『裁判官』の役職が主役を担うのは珍しいなって印象でした。物語としても、あ…
[著者:常陸之介寛浩/イラスト:茨乃/オーバーラップ文庫] 正室、側室達の懐妊と出産。有能な人材発掘を兼ねた家臣募集。領内巡察と称した湯治滞在。日本国内での抗争の影は無く、今回もまた安定して領地の内政に取り組めている。各種政策が順調である程…
[著者:丸深まろやか/イラスト:シソ/オーバーラップ文庫] 修学旅行イベントに合わせて、付き合い始めた廉と理華が更に関係を深めて行く。と同時に、自分達が付き合っていると言う事実を、主にクラスの周囲に今後も伏せ続けるのかそれとも潔く明かすか、…
[著者:山口隼/イラスト:一色/オーバーラップ文庫] 『機関義肢』と言う存在がある。身体の欠損を補ったり、強化したり出来るもので、正規品もあれば、より優れた違法品もある。その、違法な機関義肢による取引や犯罪行為を起こす個人・組織を相手に、抑…
[著者:明乃鐘/イラスト:alracoco/オーバーラップ文庫] 絶望的に教師に向いていない性格の男がクラス担任になって、面倒臭そうになるべく消極的に担当クラス生徒達と関りを持たない様に、冴えない頭をフル回転させて立ち回ろうと足掻き続けるお話。 ま…
[著者:柑橘ゆすら/イラスト:青乃下/ダッシュエックス文庫] ストレスフリーでサクサク進行。でもやっぱりどこまで行ってもそれ以上にもそれ以下にもならないんだよなあ、って印象しか抱けない。ユーリに別段目的も無いので、安定よりも刺激を求めたくな…
[著者:十本スイ/イラスト:夜ノみつき/ダッシュエックス文庫] 日呂が武器商人として、別人に化けて新たな商売を手掛けるお話。前巻で気になっていた、現実世界のダンジョン化の謎や、実物モンスターの出現の謎は、今回まで全くと言っていい程分かってい…
[著者:雲雀湯/イラスト:jimmy/ダッシュエックス文庫]★ 元々が義妹との交流でギクシャクしていて、彼女がネトゲ仲間だと昴が知ってから、更に付き合う距離感に戸惑いを覚えてしまう。昴が平折との関係を「こうしたい」みたいな思いは抱いていても、どう…
[著者:空地大乃/イラスト:赤井てら/ダッシュエックス文庫] 『砂魔法』しか扱えない、とある帝国の皇子様。皇帝皇后兄皇子達に揃ってゴミクズ扱いされた挙句、強制的に国外追放されて砂漠のど真ん中に放り出される。『砂魔法だけが使える』皇子ホルスか…
[著者:三木なずな/イラスト:柴乃櫂人/ダッシュエックス文庫] マテオがあまりにチート過ぎるせいか、ローレンスおじいちゃんと皇帝の溺愛ぶりも少々霞んでしまう。まあ、この二人以外にマテオを溺愛する存在が次々現れてしまうもんだから、一人あたりの…
[著者:すかいふぁーむ/イラスト:葛坊煽/富士見ファンタジア文庫] 康貴のもうひとりの幼馴染・有紀との再会。当然の如く康貴に好意を抱いている。一瞬でも揺らぐようなら、多分ぶん殴りたい気持ちになってる所でしたが……まあ、そうはならなくてホッとし…
[著者:長岡マキ子/イラスト:magako/富士見ファンタジア文庫] 月愛との交際が順調な裏側で、海愛のヤンデレ気質が膨らみ続けていたから、非常に不安感が募る展開でした。特に双子の姉妹、どちらも龍斗に好意を抱き、過去の家族関係に深い因縁がある。月…
[著者:九頭七尾/イラスト:チワワ丸/富士見ファンタジア文庫] 相変わらずコミュ障が過ぎる、ノーライフキングこと最強アンデッドのジオン。今回学んだ事は、『自分に良くしてくれる人達にまで、コミュ障発揮してる様子ほどもどかしいものはない』、でし…
[著者:竹町/イラスト:トマリ/富士見ファンタジア文庫] 1巻と2巻の間くらいの頃の短編エピソード集。まだ『不可能任務』に挑めるようになる前、『灯』チーム結成以前のクラウスが課した彼自身を打倒する修行に、少女達が苦戦を強いられていた頃。 端…
[著者:輝井永澄/イラスト:bun150/富士見ファンタジア文庫] 周囲の人達から得体の知れなさで忌み嫌われている、主人公・ミヤと彼の特殊な異能力。正直な所、その力の全貌を掴めたかと言うと、「まだよく分からんなあ」って思わず声が漏れてしまう手応え…
[著者:上総朋大/イラスト:ぷきゅのすけ/富士見ファンタジア文庫] 勇者適性を盛大に蹴って、夢である商人道を進んで行くお話。商売に関しては割とざっくりな触れ方で、あんまり深掘りガッツリ感はないです。レッシュに商業の才覚がるのかどうかはハッキ…
[著者:金木犀/イラスト:きのこ姫/富士見ファンタジア文庫] ワケありフラれで元カノを吹っ切れず、傷心の内に別方向から身に覚えのない好意を向けられ、でもやっぱり元カノが忘れられなくて悶々。過去の事件の事情が判明するまでは、もやもや感情が抜け…