SIDE ONE ~小説の感想を日々書き連ねる~

小説の感想を日々書き連ねるブログ

2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

蒼月のイリス

[著者:星家なこ/イラスト:平つくね/MF文庫J]★ ぬこイリスかわええ(*´д`*) 俺も顎の下なでなでこちょこちょしてぇ! そんでだらしなく甘え切った声を出させて喘がせてぇ! 普段の妙に偉そうで自信に満ち溢れた言動から一変して、急激に骨抜きになっ…

この広い世界にふたりぼっちIII 神狩の夜

[著者:葉村哲/イラスト:七草/MF文庫J]★ う……む、難しいなあ。ストーリー展開自体は多分この上なく単純明快だと思うので、そこだけ抜き出して書こうとすれば至極簡単に出来る気がするんだけど、とにかくキャラクター達の感情や思考を読み解くのが物…

乙女革命アヤメの!2

[著者:志茂文彦/イラスト:緋賀ゆかり/MF文庫J]★★ 姫子って確か表で微笑絶やさず、裏で陰謀に満ち溢れた黒くて深い笑みを密かに浮かべつつ……なキャラだったような気がしたんだけど? 何かね、今回は腹黒ドS本性よりも“本当は優しくて素敵な人”感に…

シュラキZERO きみが私の騎士だから!

[著者:夏寿司/イラスト:木場智士/MF文庫J]★ 女の子が意識的にツンデレキャラを作る=痛いキャラになる、って事はよーく分かった。そもそもツンデレキャラってのは、練習して意識して取り繕って出来るもんじゃないでしょ! ……とか、メインヒロインの…

SH@PPLE ―しゃっぷる―5

[著者:竹岡葉月/イラスト:よう太/富士見ファンタジア文庫]★★ 主に舞姫と空舟五中とSECメンバー分大幅補給の短編集。長編ではどっちかと言うと、雪国と青美女学院と蜜と胡蝶の宮サイドの恋愛寄りで描かれているから、特に舞姫が好みな私には嬉しい限…

黄昏色の詠使いIX ソフィア、詠と絆と涙を抱いて

[著者:細音啓/イラスト:竹岡美穂/富士見ファンタジア文庫]★★ 最後にクルーエルがこうなったのは自然の摂理であり、名詠式という世界の中ではごく当たり前の事であり、納まるべき所に納まった……で、納得出来るかー! ってのがネイトの気持ちだろうかね。…

ぼくと彼女に降る夜 ルナティック・ルーラー〜狂濫を征する者

[著者:八街歩/イラスト:深崎暮人/富士見ファンタジア文庫]★★ シリーズ第5巻。対エリザベート最終決戦。最凶の敵対者であるエリザベートに関しては、期待以上の狂気に満ち溢れる圧倒的存在感を終始見せ付けてくれた形で、凄く魅力的に描かれていて良か…

いつか天魔の黒ウサギ3 神隠しの通学路

[著者:鏡貴也/イラスト:榎宮祐/富士見ファンタジア文庫]★ また新しい伏線が! これで一体どれだけ伏線のストックが出来たのやら。まあ結局はどこかで一挙に紐解かれる事を信じて付いて行くしかないんだけど、じらされるのにもちょっと疲れて来たかなぁ…

幻想譚グリモアリスIII 誓えその名が朽ちるまで

[著者:海冬レイジ/イラスト:松竜/富士見ファンタジア文庫]★★ いやー、誓護が何か凄くカッコイイじゃないか。祈祝が行方不明になったのを知った時、動揺しまくりでみっともなく取り乱していた姿こそが“誓護らしい”とか思ってたんだけど、それはちょっと…

聖戦のレギオスI 眠りなき墓標群

[著者:雨木シュウスケ/イラスト:深遊/富士見書房]★ 鋼殻のレギオス本編で、その出自が現時点でも大きな謎に包まれている、ディックことディクセリオ・マスケインが主人公の外伝エピソード。この巻に限って言うなら、本編で分からなかった部分の補強は…

鋼殻のレギオス12 ブラック・アラベスク

[著者:雨木シュウスケ/イラスト:深遊/富士見ファンタジア文庫]★★ 9巻以来、久々の長編展開。これまで抱えていた謎が一気に放出され、結果的に更に謎や伏線が爆発的に膨れ上がってしまったなぁ……という印象。前世譚『レジェンド・オブ・レギオス』を読…

オール・オブ・レギオスI 鋼殻のレギオスワールドガイド

[編者:ファンタジア文庫編集部/原作:雨木シュウスケ/イラスト:深遊/富士見ファンタジア文庫]★★ 『鋼殻のレギオス』ガイドブック。未読の12巻の話題もちょろっと載ってたので、後から読めば良かったか!? とか軽く後悔しつつ、でもこれを機会に設定面…

どろぼうの名人サイドストーリー いたいけな主人

[著者:中里十/イラスト:しめ子/ガガガ文庫]★★ レズビアンな女性達の皇室周辺恋愛模様、みたいな感じ。“百合”って聞いて抱くようなイメージよりは、もっとずっと濃い物語。それは同性愛者同士の感情的な部分に出ていたし、それ以上に性的描写シーンに強…