2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧
[著者:六塚光/イラスト:真田鈴/角川スニーカー文庫]★ お姉ちゃんのヌルヌル触手攻撃ハァハァ。これ、色んな意味で誰が一番凄いかと言えば間違いなく令名でしょ。触手プレイもさることながら、実弟への溺愛も半端ない変態っぷりだし。でも、劇中では凄く…
[著者:小太刀右京/イラスト:江端里沙・後藤圭二・塚原元・青木ハヤト/角川スニーカー文庫]★★ 同名アニメのノベライズ3巻目。もうこの辺りは全くアニメ未視聴なせいか、段々作品用語の理解度が怪しくなって来ているが気にしない。キャラクター同士の絡…
[著者:今野緒雪/イラスト:ひびき玲音/コバルト文庫]★★★ シリーズ第33巻。『祐巳・祥子編』の終幕。あぁ……祐巳にとっての大切なお姉さまの卒業式がとうとう終わってしまったなぁ。実の所、この巻が刊行されてみるまでは全く“一旦の終幕”で締めるとは考え…
[著者:佐々原史緒/イラスト:大場陽炎/ファミ通文庫]★★ 主人公としての役得が全然見当たらなくて、不憫過ぎるぞ向坂恵。表面上の手柄の殆どは恵に乗り移った水穂さまが“向坂水穂として”掻っ攫ってんだもんなぁ。しかも、恵にはどうにも解決出来なくて、…
[著者:松智洋/イラスト:ぺこ/スーパーダッシュ文庫]★★ 狼少女な幼馴染みに素直じゃないツンデレお嬢様に役立たずなへっぽこ姉さんに……せめて誰か一人にでも巧の言葉がまともに届いていれば、ここまでこじれなかったものを(ああ、悲しきはあまりにちっ…
[著者:赤井紅介/イラスト:椋本夏夜/スーパーダッシュ文庫]★ 真夏の無人島調査も、裕樹にとっては透華の水着姿を拝んでの目の保養もそこそこに、彼女との関係も現状維持で進展せず、過去の遺物との死闘で肉体酷使するハメになっちまったなー。読む前の印…
[著者:本田透/イラスト:相音うしお/スーパーダッシュ文庫]★★ 難儀な体質だなー、と苦笑交じりの軽い気持ちで眺めてたら、実は何やら過去にそうなった切っ掛けが存在しているらしい? 生まれつき女性アレルギーなわきゃないだろうから、そりゃ原因もある…
[著者:餅月望/イラスト:bb/スーパーダッシュ文庫]★★ こ、こいつら、初っ端から延々いちゃいちゃいちゃいちゃしやがって! ……でも、これは凄く応援したくなるいちゃいちゃだなと思った。どうしようもない容姿の偏見で心無い言葉を浴びせられ、その度に…
[著者:森田季節/イラスト:文倉十/MF文庫J]★★ 前作とは設定繋がり。続きではなく新しいストーリー展開で、キャラクター達もほぼ一新。明海と実祈、カナ&リア(千香露もだっけ?)は前作からのゲスト出演。タマシイビトとイケニエビトの関係と性質を…
[著者:葉村哲/イラスト:七草/MF文庫J]★ あとがきの冒頭を見て、「ホントにそれだけの事だったのかよ!」と思わずツッコミ入れたくなってしまったわ。ただ、この空虚で後に何も残らない様は咲希の心そのものを示しているのかなぁと。そういう意味では…
[著者:赤松中学/イラスト:こぶいち/MF文庫J]★★ あえて白雪の株を下げる事で相対的にアリアの株を上げておいて、そこから再び白雪の株を上げる事によってアリアの株も更に効果的に上がる……とまあ今回の内容は大体こんな印象だったかねぇ。 白雪の場合…
[著者:月見草平/イラスト:水沢深森/MF文庫J]★ 言ってる事はキチガイ電波系だが、己の欲望の為にキチンと冷静な思考力を働かせて行動している辺り、頭のキレはなかなかのモノを持っているのかも知れない……以上、輝夜真央に対しての印象。 まあ行動を…
[著者:阿智太郎/イラスト:x6suke/MF文庫J]★★ 瞳の中のドクロマークとかコウモリマークとか、前から露骨に目立ってたんで何かあるだろうとは思ってたけど……普通だったら「んなアホな」と思う所を、「それくらい当然の性質だろうな」と強引に思わせて…
[著者:本田透/イラスト:鶴崎貴大/MF文庫J]★★ そういやギャルゲープレイなんてずっとご無沙汰だな。もし現在進行形で何かやってるとしたら、感じ入る所が今回読んだのとはまた違ってたかも知れない。“あったらいいな度”がもっと高まってたり、脳内妄…
[著者:上月雨音/イラスト:東条さかな/富士見ミステリー文庫]★★ シリーズ第9巻。最終章前編。これまで『僕』が散々思わせ振りに匂わせて来た、志乃との“致命的に最悪な再会”が遂に描かれゆく事に。ただ、前編読んでみただけでは何とも言い様がないよ! …
[著者:田中ロミオ/イラスト:山崎透/ガガガ文庫]★★ 矮小な人間達が、崇高な妖精さんたちに翻弄されまくりなエピソード2つ。結局ショートカット姿な調停員さんはちょっと拝んで元通り(本人えらく気にしてたけどなかなか似合ってたと思うよ)。 今回は前…
[著者:桧山直樹/イラスト:さくや朔日/ガガガ文庫]★ 最も強調して言いたかったのは、“あなたが存在する現実世界も誰かに読まれている物語の中の世界かもしれませんよ?”って事かね。多分。仕掛け方も明確だし。異界図書館の意志さんが、微笑みながらこち…
[著者:一柳凪/イラスト:ヤス/ガガガ文庫]★★ いきなり探偵小説風味で、しかも探偵役が真面目なんだか不真面目なんだか、まともに言動を捉えようとするとおおよそ行き当たりばったりのデタラメにしか思えなくてかなーり面食らってしまった。 守時ミサゴ主…
[著者:葛西伸哉/イラスト:得能正太郎/GA文庫]★★ これまで同様、読み手側に物語の先へ先へと興味を抱かせ続ける牽引力が素晴らしい。とりわけ今回は完結編だったので、クリア条件である5人の生存枠に辿り着くまでのサバイバルゲーム過程が実に読み応…
[著者:水月郁見/イラスト:椿春雨/GA文庫]★ 調べてみたら、同著作『護樹騎士団物語』シリーズの外伝的な位置付けのエピソードなのだそうで。「この小説の何処にもそういう注釈みたいなのが無いんじゃ分からんよなー」とぼやきつつ、でも書かれてないな…
[著者:藤原祐/イラスト:椋本夏夜/電撃文庫]★★ 悔しくて歯噛みするような、どうしようもない弱さや無力感を抱える景介って奴は、もしかしたらこの物語における『人間』という存在の象徴なのかも知れない。……と、考えてみると、ラストに依紗子が心中で呟…
[著者:伏見つかさ/イラスト:かんざきひろ/電撃文庫]★★ ツンデレ兄貴とツンデレ妹がぶつかり合ってのダメージ喰らい合い。しかしなぁ、本気で兄貴を嫌いなら何があっても徹底無視だろ? 本当に妹が嫌いならこんなに世話焼いたりしないだろ? ……ったく「…
[著者:水藤朋彦/イラスト:菊池政治/電撃文庫]★ 冒険者として力の未熟な少年と、突然眼前に現れた謎の少女との出逢いと、剣と魔法が織り成すファンタジー。心をぎゅっと鷲掴みにされてしまう程に好きな要素満載の筈だったんだけど、この分厚い頁数でさえ…
[著者:鷹見一幸/イラスト:Himeaki/電撃文庫]★ 総合的に見れば致命的な被害は免れたものの、単純に北関東連合側の“勝利”と言ってしまうと虚しい空気が残るような気がするのは、結局はこの戦争が不毛なものに見えてしまうからなのかねぇ? 思想の違いから…
[著者:麻宮楓/イラスト:梱枝りこ/電撃文庫]★ どんな事柄だって、“悪意と欲望に満ち溢れている”と都合よく解釈してしまうポジティブ思考のリリスさん。さすがにもういい加減、この感覚のズレっぷりにも慣れちまったよ。表面上の言動からは好意的感情を溢…
[著者:花房牧生/イラスト:植田亮/HJ文庫]★ なんという“親父萌え”展開。シドは言うまでもなく、代理公ユージェスもなんつーか……形は違えど共に娘に翻弄される様が妙に可愛く見えて仕方ないんだが。アニスやマリエルの気持ちに同調したいのは山々なんだ…
[著者:富永浩史/イラスト:珊琶挿/HJ文庫] ルチアが何処の誰で、何故今その場所に居て、何の為に何をやっているのか? その辺りの一連の流れが何時まで経ってもサッパリ頭に入って来なくてこりゃ参った。そこまで致命的な読み零しはしてないと思うんだ…
[著者:土屋つかさ/イラスト:ふゆの春秋/角川スニーカー文庫]★★ 久米君は良いキャラだったなー。記憶消去がどうのこうのって話になってたんで、多分再登場は無いと思うけど。ハッキング能力とか窮地に陥っても冷静な判断力を失わない所とか、あと仄香と…
[著者:あすか正太/イラスト:uni8/角川スニーカー文庫] 妙な勢いはあったけど、立ち止まる事を無視した突っ走り方だったもんで、なんか色々なものが足りないなーという感触だった。もうちょっと要所要所で立ち止まりつつあれこれ拾って行けばいいのに。 …
[著者:赤月黎/イラスト武藤此史/角川スニーカー文庫]★ 透真が追う母・操=女神は何処かに身を潜めてしまい、一気に攻めて出たくても所在が知れずで足踏み状態。代わりに今回メインで描かれていたのは、<神の手>とカタナと『作品集』について色々と。 …