SIDE ONE ~小説の感想を日々書き連ねる~

小説の感想を日々書き連ねるブログ

2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ソードアート・オンライン3 フェアリィ・ダンス

[著者:川原礫/イラスト:abec/電撃文庫]★★ なんか直葉がいちいち可愛いなー義妹最高。兄・和人=キリトの想いは最初からアスナの所にあるから、報われない結末になるのは目に見えているんだけどね。それでも、兄としてじゃなく異性として好きになら…

ソードアート・オンライン2 アインクラッド

[著者:川原礫/イラスト:abec/電撃文庫]★★ 今回は、前巻で物足りなかった部分を補強する為のサイドストーリー集っぽい内容。誰かに縋りたい、触れていたい、温もりを求めたい……そんな想いの数々が凝縮されていて、読んでいてこうぐっと来るものがあ…

ソードアート・オンライン1 アインクラッド

[著者:川原礫/イラスト:abec/電撃文庫]★★ Web上公開版を知らないので、どこまで再現されているのか、或いは加筆修正が入っているのかは分からないけど……既に2002年頃に、今のネットゲーム繁栄を見据えていたかのような筆致はなかなか素晴ら…

神様のメモ帳4

[著者:杉井光/イラスト:岸田メル/電撃文庫]★★★ 四代目と平坂組に纏わるお話。ナルミの株は数倍上がって、「僕が四代目の後を継ぐ!」ってなシーンは確かにカッコイイじゃねぇかと見惚れてしまったりもしたけれど……同時にナルミに対して抱いてしまう“危…

神様のメモ帳3

[著者:杉井光/イラスト:岸田メル/電撃文庫]★★★ 推理と謎解きを経て真相に至るまでの展開に強く惹き込まれたのと、凄く好みな結末だったのと、あとは何よりも彩夏がナルミやニート仲間どものもとへ帰って来てくれた事。今回はほぼ全部良かったと思える…

神様のメモ帳2

[著者:杉井光/イラスト:岸田メル/電撃文庫]★★ ナルミ(がやらかした事)に奇跡は起こったけれど、どれだけの奇跡を起こしてしまったか? という規模に関しては……誰も明確には掴めなかったのではないかなぁ。唯一、あえて多くを語ろうとしないアリスだ…

神様のメモ帳

[著者:杉井光/イラスト:岸田メル/電撃文庫]★★ ニートのイメージがちょっと変わった……ような気もしないでもない。“NEET”の中に「雇用されておらず」って意味が含まれているのを知らなかったからなのかも知れない。そういやニートと聞いて頭に浮ぶイ…

さよならピアノソナタ encore pieces

[著者:杉井光/イラスト:植田亮/電撃文庫]★★ シリーズ最終巻。長編完結後のナオと真冬、千晶、ユーリ、響子、哲朗のエピソードを繋げた後日談的短編集(ユーリと響子のは厳密には“その後”じゃない部分も含まれてたけど)。ナオに関しては「相変わらずも…

さよならピアノソナタ4

[著者:杉井光/イラスト:植田亮/電撃文庫]★★ シリーズ完結編。ほら、やっぱりちゃんと好きって告げて想いを結ばないから。真冬の想いに気付いてさえもちゃんと受け容れられないとか、どんだけヘタレなんだよおまいは。とにかくナオにとってはこれまでの…

さよならピアノソナタ3

[著者:杉井光/イラスト:植田亮/電撃文庫]★ 合唱コンクール→体育祭→文化祭、と秋の学内イベント目白押しの一冊。そして、それぞれのテンションが上がるに連れてナオの鈍感さも極まってゆく、という感じ。一方で文化祭ライブ開催への期待感にワクワクし…

さよならピアノソナタ2

[著者:杉井光/イラスト:植田亮/電撃文庫]★ ナオが主に真冬の事で「お前は鈍感だ」と指摘されてしまうのはちと酷な気も。だって真冬の言葉や態度も凄く曖昧で把握し難いんだもんなー。千晶も響子も直接的に「この鈍感!」とか突き付けてはいないけど、…

さよならピアノソナタ

[著者:杉井光/イラスト:植田亮/電撃文庫]★ クラシックやロックに詳しくなくても、物語の流れにはそれなりに付いて行けるけど、理解していた方が多分数割増しで楽しめる。ギターやベースやドラムの知識に関しても同様。まあこの辺はねぇ、現実に趣味と…

クロノ×セクス×コンプレックス1

[著者:壁井ユカコ/イラスト:デンソー/電撃文庫]★★ 性転換+百合+魔法+時間跳躍。「最初から色んな要素が盛り込まれていて面白いなぁ」と「重要な部分はまだまだ伏せられているなぁ」が半々くらいの印象。シリーズ序盤としての掴みは充分だったけど、…