SIDE ONE ~小説の感想を日々書き連ねる~

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俺の家が魔力スポットだった件4 〜住んでいるだけで世界最強〜

[著者:あまうい白一/イラスト:鍋島テツヒロダッシュエックス文庫]★★

 異世界最強自宅警備員ダイチ、街へ行く。一応前
巻からの流れを継いで、ディアネイアから祭りに招
待されてのお話。これまでと大分趣に違いが感じら
れたのは、面倒臭いという理由で自発的に殆ど自分
の領域を出ようとしなかったダイチが、数日とは言
えプロシアの街に身を置いていたからでしょうね。
 基本的には“なるようになれ”の精神でその時々
の流れに身を任せ、面倒事やって来たら無意識の内
に軽くあしらい、敵意を向けられたら問答無用で力
で捻じ伏せる。揺ぎ無いダイチのスタンスです。今
後揺らぐ事も有り得なさそうなので、楽しみを見出
すとすれば、如何に無気力受身状態を保ちつつ騒動
を収めるのか? と言う辺りになりそうかなと。

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