SIDE ONE ~小説の感想を日々書き連ねる~

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八大種族の最弱血統者2 ~規格外の少年は最強チームのために仲間を集めるようです~

[著者:藤木わしろ/イラスト:児玉酉/HJ文庫]★★

チーム
 十年に一度の『決闘者』たちによる祭典『バベルレート』。個人でもエントリー出来るが、圧倒的不利になるのでチームを組む事が参加への第一歩。と言うわけで、アティナとフラムと仲間集めに奔走するユーリだったが……。

不器用な生き方
 ヘリング掘り下げ回。思ってた以上の掘り下げ。今回はヘリングがメインと言ってもいい位の役回りでした。最初の頃は印象最悪の嫌な奴で、アティナと同じような気持ちだったのに。その辺りの振る舞いも訳ありだったと言う事でした。

ヘリング株爆上がり
 それにしても、ユーリが「絶対に良い人」と断言するからには間違いないとは思ってましたけど、最初と最後でこうも印象ががらりと変化するとは。過去のヘリングの話を聞いて「ああ、成る程ね」と納得させられました。

次巻はフラム回か
 今回の幕引きを見るにおそらくは。彼女に関しては詳細まで語られていないので何らかの掘り下げはありそうですね。他にミルカの裏の権限や暗躍の意図、地下迷宮でユーリと対峙したウォレスの参戦なども気になる所です。

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