[著者:いつきみずほ/イラスト:ふーみ/富士見ファンタジア文庫]★★
サラサのアトリエ ~ヨック村の錬金術師~
これ、何となく前巻から連想してました。創造、生産、売買、狩猟、自店の経営、拠点となる村の発展、などなど。他人の手を借りずとも、大抵の事はサラサ一人でこなせる所に、錬金術師と言う職業の凄さが感じられました。交流も大事
とは言え、店舗経営となると売買する相手、素材を仕入れる相手、専門分野的な事を依頼する相手、とにかく付き合いが無ければ回して行けない。今回はそんなサラサの“商売”様子も見どころの一つ。ヨック村の立て直し
サラサの行動を見ていて、今回は店舗経営以上に特にここに力が入っていたように見えました。村の復興に手を貸し、財源を豊かする。それが巡り巡って、サラサの店舗の質と収入を上げて行く、そんな公算が彼女の中にあるのかも知れません。次の展開は?
錬金術師として、商売人として、もう既に熟練の域にあるような気もするのですが。錬金術大全の読書が進めば、錬金術師としての実力向上と共に新たな展開が見えて来るのでしょうか。既刊感想:1
新米錬金術師の店舗経営02 商売をしよう
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いつきみずほ/ふーみ KADOKAWA 2019年11月20日