SIDE ONE ~ラノベの感想を日々書き連ねる~

ラノベの感想を日々書き連ねるブログ

EDGEシリーズ 神々のいない星で 僕と先輩の惑星クラフト<下>

[著者:川上稔/イラスト:さとやす(TENKY)/電撃の新文芸]★★★

二人が“テラフォームを始めるまで”のエピソード
 最初からここが到達点であり、先輩と住良木の着地点だったみたい。まだ取り組む為の地盤固めが済んでいない状態みたいな状態だったか。道理で惑星開拓やってやるぞって雰囲気が大して見出せないわけだ。

二人を中心に周囲が躍る
 周りの皆が先輩と住良木を盛り上げてお膳立てして、そこに至るまで押し上げる、みたいな。全部が全部そう意図して動いていたわけではないでしょうけど、何かこう、二人を「どうにかしてやるか」って意気に溢れてましたよね。

惑星開拓を終えたら、二人で神々のいない『地球』で……
 住良木がポロッと先輩に零していたこの辺りが、次代のシリーズに繋がっているのかなあ、と思わせてくれる雰囲気もありつつ。EDGEシリーズはまだ続くらしい? ので、先の到達点に想像を膨らませながら待ってみます。

既刊感想:<上>

EDGEシリーズ 神々のいない星で 僕と先輩の惑星クラフト<上>

[著者:川上稔/イラスト:さとやす(TENKY)/電撃の新文芸]★★

巨乳
 「巨乳巨乳ってオメーはそれしかねえのかよ!」「あぁ!? そうですけど何か?」「そ、そうなんだ」「そうですけど何か?」「う、うん、わかった。何かゴメンな……」

1990年代
 部活動で駄弁りながらVRな惑星開拓ゲーム。え、でもそんなVR技術、その年代にあったっけ? と。この疑問の気付き、途中で上手い事「なるほど」ってなる仕組み。

テラフォーミング
 そこを目的に、住良木にチュートリアルやら何やらあれこれ与えて分からせようとするも、気付けばびっくりする程進んでねえ。そして巨乳しか言ってねえ。本格化するのかどうか、正直そんな兆しが見えないけれど、まあいいか。駄弁りは楽しいし。

異修羅I 新魔王戦争

[著者:珪素/イラスト:クレタ/電撃の新文芸]★★★

“ごった煮”感
 良い意味で、色々まぜこぜ、がしっくりと噛み合っている。異世界転移、勇者と魔王、一つの国家と独立した反乱国家との戦争、強者達のバトルロイヤル、などなど。見所多彩で目移りする程に面白い。

柳生新陰流の後継者
 柳の剣のソウジロウ。日本国からの異世界転移者で、初っ端からもろに主人公な雰囲気出しまくりでしたが、実は“主役の内の一人”に過ぎず、勇者候補の主役は他にも色々で、まだソウジロウ一人だけ突出はしていない。

『本物の魔王』と『本物の勇者』
 作中でも触れられていましたが、どちらの存在も、その実態は誰も掴めていない。だから勇者を確定させようって話になっているわけですが。物語の大きな謎の一つ、後々解かれて行く事になるんでしょうか。

本番はここから
 強者を絞り込む為のふるい落とし、勇者選定戦の予選。と、明確に定められたものではないけれど、結果的には「そう言われれば」と納得の展開、結末でした。しかし、これだけ派手やらかしたのに、まだ全員出揃ってないとは……。

教え子に脅迫されるのは犯罪ですか? 1時間目

[著者:さがら総/イラスト:ももこ/MF文庫J]★★

塾講師の話かと思いきや……
 ダブルワークのラノベ作家の話……かと思ってたらやっぱり塾講師の話? 一体どっちなんだ! あ、教え子に脅迫された感と言うか、その要素は意外と薄い。切っ掛け作りに強請ってましたが、星花って小悪魔っぽいけど本質は“いい子”ですからね。

日向先生を何とかしてくれ
 塾講師同士で顔を揃えて会話している部分。とりあえず、全然話が通じてなくて言ってる事が意味不明で超困惑。星花の自己満足な小説冒頭のアレと同等以上に。天神の適当な通訳を抜きにしても、今度はもっと分かり易くお願いしますよ日向先生。

俺は一体何の為に働いているんだろう?
 おそらく主題はここなのかなあ。塾講師もラノベ作家も、それなりにこなせている辺り、割と充実しているようにも見えるんですけどね。今回は塾講師寄り、次はラノベ作家寄り? どちらにせよ、明確な答えを見出せない内はまだまだ苦悩しそう。

ウィッチクラフトアカデミア2 この世の果てを目指す魔女

[著者:逢空万太/イラスト:bun150/LINE文庫エッジ]★★

女性上位の分野の壁
 ティノ一人だけが“女子達の中に放り込まれた異物”な雰囲気、結構改善されたかも。ティノの前巻での頑張りが実を結んだからこそですが、状況は変わらなくても居心地が良くなった。『お姉さん達』が好意的に構ってくれる影響もありますけどね。

ティノの“本質”
 レッタとの最高速勝負の中で、ティノを見続けていたウルスラが看破した事について。本当かどうかはまだ判断する時が要りそうですが、『技量が足りない』とか『経験が不足』、とは全く異なる事実に軽い衝撃を覚えてしましました。

本気
 これがティノが更なる高みに行く“鍵”と分かったとしても、並大抵では満足出来ないのだとすれば、容易ではないのか。少なくともそうなれる『相手』が必須になりそうだけど……今度は家の事を隠すマルタか、それとも本性を見せないウルスラか?

既刊感想:

七代勇者は謝れない

[著者:串木野たんぼ/イラスト:かれい/GA文庫]★★

勇者力
 そんなに頻繁に勇者の資格=紋章の所有者が、ころころと行ったり来たりしていいものなのか? 神々の掌の上で踊らされているようにしか見えないジオとイリアが不憫……ではないな。滑稽でオモシロイ。

とんだひねくれ者
 「ジオが好き過ぎて構われ続けたいから嫌われたい」だって?(多分そんな感じの筈) イリアが一体何を言っているのか、ちょっと理解出来ませんでしたよ。めちゃくちゃめんどくせえな! でも可愛いよ!

雰囲気激変
 勇者の資格を巡って、こじれたイチャイチャを見せ付けてくれて「コノヤロウ!」と思ってたのに、後半から一気にどシリアスに切り替わって戸惑ってしまった。最後は「え?」って感じで。これ、どう言う事なんだろう? あんまり良い状況じゃなさそうだけど……。

天才少女Aと告白するノベルゲーム

[著者:三田千恵/イラスト:しぐれうい/ファミ通文庫]★★

その名前を○○とは読めない
 水谷と交流していた『A』っておそらくは……と、途中でピンと気付けるような仕組み。確かに水谷が最初に思い描いていた相手では、何となくしっくり来なかった。ただ、『A』にならないので種明かしまで「あれっ?」ってなってましたけどね。

居心地の悪い空気感
 即座にその場から逃げ出したくなるような描き方が凄く巧い。村の住人達にしても、母親との距離感にしても、一時ぎくしゃくしたゲーム制作部での関係にしても。悪い方への手のひら返しって、恐ろしいね。

嫌なら嫌ってもいい
 水谷の過去を思うと仕方ない所ではあるんですが、妥協して波風立てない態度にもやもやさせられました。特に母親との件に関しては、ちゃんと答えを出して吹っ切ってくれて良かったです。スッキリしました。

最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い2 無能を演じるSSランク皇子は皇位継承戦を影から支配する

[著者:タンバ/イラスト:夕薙/角川スニーカー文庫]★★

双子皇子の入れ替わり
 アルは彼らしい器用なの立ち回り。レオは曲者兄貴の真似はちと厳しかったか。突発的な出来事だったので、入れ替わりをじっくり堪能とは行きませんでしたが、この辺りの双子ならではの連携はさすがの一言。

支えているつもりが支えられている
 その人間性に魅力を感じてより惹かれるのって、レオには悪いけれど実はアルの方だよね、と。帝位継承に相応しいのは誰か? 分かっていても、後押しに徹すると兄が断言したからにはそこに向かって突き進む。間違いなくそこはレオが一番理解している。

帝位継承争い、激化の予感
 終盤の描写から、第三皇子ゴードンと相対する事になるのかな? 一筋縄では行かない欲望に塗れた兄姉達を、どうやって引き摺り下ろすと言うのか。かなりの難題で、アルの手腕の見せ所。楽しみな所です。

既刊感想:

陰に隠れてた俺が魔王軍に入って本当の幸せを掴むまで

[著者:松尾からすけ/イラスト:riritto/角川スニーカー文庫]★★

ネタバレ回避不可?
 最初からタイトルで言っちゃってる! 物語中での不意打ちだったら「おおっ!?」ってなれたかも。惜しい。でも、主人公が特に葛藤も苦悩もせず、あっさり寝返ってしまうってのは面白い。 

魔王軍でお幸せに
 クロの強さと立ち回りを見ていて、あとアルカ(娘)とセリス(嫁候補)との親密度を感じで。もう安泰だろうって『完』の文字が頭に浮かんでたけど……人間側が放っておいてはくれないだろうなあ。

魔王軍幹部に認めさせる
 この辺りがクロの今後の目的となるか。それとも親友のレックスやマリアが絡んで人間族と面倒な事になるのか。いずれにせよ、能力隠して適当生活とは行かなさそうな感じ。そんな状況の方が、クロは活き活きしてるようにも見える。

つるぎのかなた3

[著者:渋谷瑞也/イラスト:伊藤宗一/電撃文庫]★★

女子団体戦
 何か……構成が複雑過ぎません? ちょっと組み立てが微妙で「うーん」って感じで。時間が前後に揺れ過ぎて、それを藤宮の女子5人分でやってるもんだから、今が何処なのか結構見失ってしまいました。

時系列の前後に酔う
 と言う事で。個人的には女子編を過去から時系列順に、団体戦の結末までを見せて欲しかった、って思ったわけですね。スポ根モノの熱量とキャラクターの個性は充分なので、あえて構成を複雑にする事も無いと思ったんだけどなあ……。

女子達の個性
 とは言え。これまでは圧倒的に男子優先だったので、桐桜側も含めた女子達のキャラクターの掘り下げは充分で、とても満足でした。知れば知る程もっと知りたくなるような感じで、彼女達の個々のエピソードを更に見たくなりました。

既刊感想:

読書のまとめ【週間】 2020年1月5日~1月11日

イチ押し作品

どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。:1
 『惚れ薬』がもたらした、『好き』を極限まで高めた『好き』な想い。それをロゼとハリージュの二人分。是非味わって転げ回って悶絶失神体験してみて下さい。続刊でもこれと同等以上を期待しています。

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2020年1月5日~1月11日の読書

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読書のまとめ【週間】 2019年12月29日~2020年1月4日

イチ押し作品

弱小ソシャゲ部の僕らが神ゲーを作るまで1
 従来の学校教育の常識や体質を根底から覆すような事がなければ、到底こうはならない。でも、本当に近い将来でこうなるだろうと実現可能な現実味を抱かせてくれる、とても魅力に満ち溢れる物語でした。
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2019年12月29日~2020年1月4日の読書

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最強の冒険者だった俺、ちいさい女の子にペットとして甘やかされてます……

[著者:泉谷一樹/イラスト:カンザリン/電撃文庫]★★

元最強冒険者の性癖
 幼女の生着替えや裸を見て赤面したり動揺したりとか、こいつもしやロリ……いや、深く追及はしないでおこう。物語中でも特にそれで弄られてはいなかったし。でもやっぱり持ち合わせてはいるだろうなあ、って確信してる。

幼女の躾けと束縛
 これで万が一エストが悦びを覚えてたら救いようがない所でしたが、何とか踏み止まってくれてた。ホッとした。でも、エストとしてはラルアを助力したいのに、物理攻撃(首輪のビリビリ)で遠慮されるってのはちょっともどかしいですね。

幼女のペットとして生きる
 字面は完全にアウト。まあ、エストがどう言っても誤解を改めてくれなのでしょうがない。もしかしたらラルアに「俺は人間だから」と認めさせる事が、エストにとっての最重要課題なのかも知れない。

君を失いたくない僕と、僕の幸せを願う君

[著者:神田夏生/イラスト:Aちき/電撃文庫]★★

想定外のカミングアウト
 途中から一陽が何か含みのある言動を取るようになって、「何だろ?」と首を傾げて追ってましたが、成る程「そう言う事か」と。近しい人から聞かされるとどう反応していいやら。ポカーンてなりますね。

無限ループと無限コンティニュー
 ただし最高難度な上でクリアは不可能=想像を絶する地獄と苦痛と絶望の繰り返し。「何でだよ!」と叫びたくなる。たとえそれが理不尽と知りつつ蒼自身で受け入れた事だとしても。

呼び掛ける声の主の“正体”
 これが分からなかったり、もし分かっても納得出来なかったら「ダメだな」って、受け入れられない覚悟もしてました。こっちも一陽の時とと同様に“絶句”でしたが、幸い充分に納得は出来ました。

自分自身も救われてこそ
 蒼が何をどうやっても変わらないので、本当に苦痛で投げ掛けそうになりました。結局は“相手だけを想う”じゃダメなんだなって。そこに“自分”が含まれたからこそ、真の幸せな結末に辿り着けたのかな、と。