- 作者: 田尾典丈
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2016/10/18
- メディア: 文庫
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度が過ぎる鈍感野郎に最もガツンと効くのは、結
局の所、素直な想いを包み隠さず直接ぶつける事な
のでしょうね。咲月に対して陽翔が「嘘だろ?」み
たいな反応示してましたが、それに対して「お前の
その反応に“嘘だろ?”だったわ」ってな具合で。
これ、貴法が本気でぶちのめそうと行動起こして
くれなかったら、或いはどうなっていたか分かりま
せんよ。前夜まで陽翔は答えを出せずにいたわけで
すから。こちらが陽翔にぶつけたい言葉を、直接本
音で代弁してくれた貴法には感謝しかありません。
陽翔については、その後しっかり目を覚まして、
自分の想いを本当に伝えたい相手に声にして告げて
くれたので、ぎりぎり及第点だったしょうかねえ。
既刊感想:1、2、3