- 作者: 宇津田晴
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/05/18
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
絶対裏に何かあるだろうって人物や物事が多く て、公平が素直に信じ込んでいるのに対して、見 守るこっちはなんか疑心暗鬼に陥ってばかりでし たよ。道頼は最初から胡散臭いし、亜衣は華やか なのは表だけなのが明らかだし、公平は急に不自 然に男としてモテ期に突入したりだとか、光瑠は 言葉少なく感情が掴み難かったりだとか、まあも やもやと鬱憤の堪る事情が山積みでしたよね。後 半で、裏事情や見えていなかった一面が色々と明 るみに出たりで解消されて本当に良かったです。 立ち位置に関しては、まだ望む状況と周囲の希 望が合致してはいませんが、二人だけの時は既に 充分望んだ通りになっていると思いましたよ。 既刊感想:1