[著者:ツカサ/イラスト:むっしゅ/ガガガ文庫]★★
あらすじ
ある日突然日常は終わりを告げ、人類は絶滅の危機に瀕す。突如出現した『屍人』により、無差別虐殺の犠牲になる人間達。ただ一人、『魔法使い』の資質を持つ主人公・南戸由貴が、かつて別れた親友・榊帆乃夏と再会し、明日の見えない世界に立ち向かって行く……。見どころ
とりあえず再会した由貴と帆乃夏のイチャイチャを存分に堪能して、ふと我に返って「それどころじゃないよ!」と気付かされるまで。あとは由貴の特別な能力を存分に活かした魔法描写。そして、帆乃夏の積極的な言動を目の当たりにした由貴が、徐々に自身の消極性を変えて行こう姐する姿、など。一押しキャラ:南戸由貴
実質帆乃夏との二択。通常は帆乃夏が由貴を引っ張り励ましていますが、危機的状況や窮地に陥った時の判断力、行動力などは由貴の方が上。そう言うギャップみたいな所が印象的でしたね。一押しシーン
第一章『ウィッチライフ』、由貴と帆乃夏が再会する瞬間。誰もが死に絶えたと思われていた中での奇跡の巡り合わせ。偶然ではなく、何となく互いの想いが引き寄せ合った結果、と思いたくなりました。まとめ
とにかく生き続けるのに精一杯で、まだ落ち着いた態勢が整っていないんですよね。最後でようやく、と言った所でした。帆乃夏の姉が『屍人』に話し掛けた事、由貴の父が生きている可能性、この辺りを追う事になりそうです。明日の世界で星は煌めく
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ツカサ/むっしゅ 小学館 2019年11月19日