SIDE ONE ~小説の感想を日々書き連ねる~

小説の感想を日々書き連ねるブログ

弱小ソシャゲ部の僕らが神ゲーを作るまで2

[著者:紙木織々/イラスト:日向あずり/オーバーラップ文庫]★★★

これが現実になったら素敵だなと何度も言いたい
 高校生が『学校の部活動』で、ソシャゲの開発・運用やってる時点で「この物語の近未来の先取り感ってすげえな」と思っちゃうわけですよ。複数の上位レベル校で『発表会』が行われている様子を見た感じでは、高校生のソシャゲ開発運用が広く認められているみたいだし。『自分達の商品』を創作する事を高校生時代から実行出来る環境って、やっぱり夢があっていいなと思ってしまいますね。

失敗や挫折を繰り返した先には成功の輝きがある
 チームでの制作は、成功よりもむしろ中途での挫折や失敗の方が多い。そこを何とか乗り越え、チームとして作り上げる事の楽しさや素晴らしさを実感して行く。そう言った部分もまた、少しずつ階段を上るように丁寧に描かれていて良いんですよね。

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