SIDE ONE

ラノベの感想を日々書き連ねるブログ

天才美少女生徒会長が教える民主主義のぶっ壊し方 生徒会探偵キリカ 番外

[著者:天王寺狐徹/イラスト:ぽんかん(8)/講談社ラノベ文庫]★★★

民主主義と憲法に関する解説書
 もしくは教科書。『学校では教えてくれない〇〇』的な。冗談でも悪ふざけでもなく(狐徹とひかげの掛け合いにそう言った雰囲気もありましたが)、本気で真面目に『憲法』と『民主主義』、関連付けて『宗教』や『世界史』の授業をやってました。

小説ではない
 キリカの外伝的な物語を楽しみたい人には全く向かない。ハッキリ詰まらないと思います。ただ、教科書みたいな内容の読み物として、個人的には非常に興味深く面白く堪能させて貰いました。内容的には取っ付き難くても、語り手(狐徹)と聞き手(ひかげ)の掛け合いが楽しかったので、それで大分緩和されていたような印象でした。

天王寺狐徹は何を伝えたかったのか?
 後半の『国を選ぶ自由』の語り。日本が合わないんだったら合う国を探せばいい。乗り越えるべき壁は高いけれど、自分で選ぶと言う事は全て自分で責任を負わねばならないが、他の誰も自分の選択を邪魔する事はない。『国を選ぶ自由』とはそう言う事だ、と。最も伝えたいのがそれはどうかは分かりませんが、妙に深く突き刺さってしまいました。

既刊感想:S1

生徒会探偵キリカS1

[著者:杉井光/イラスト:ぽんかん(8)/講談社ラノベ文庫]★★

新章のS、セカンドシーズンのS
 だそうです。新章開幕。刊行期間はめちゃくちゃ開いたようですが、内容的には本当に6巻の生徒会選挙直後からのスタート。ひかげと美園の役職が入れ替わったくらいで、良い意味で何ら変わってなくて少しホッとしました。

朱鷺子と中央議会
 久しく遠ざかっていたような気もする、キリカの生徒会探偵としての推理と謎解きをじっくりと味わう事が出来たエピソード。賛成反対の数字や役員が入り乱れて関わる事の連続で、追いながら理解するのが結構大変でしたが、結末を知って大体納得出来ました。とりあえず一言だけ……しょうもねぇなお前ら!

クリスマスと合同演奏会
 第1巻の内容とか人物なんてもう覚えてないよ……。その時に関わった音楽科関係者達の間に起こった事件。ひかげ視点でも終局まで全く真相が見えて来ず、キリカの謎解きで一挙に氷解する辺りは読んでいて実に心地良く楽しめました。そんなキリカに言いたい、「ハッキリ伝えないと一生気付かないぞ」と。

既刊感想:

生徒会探偵キリカ6

[著者:杉井光/イラスト:ぽんかん(8)/講談社ラノベ文庫]★★

生徒会選挙
 ひかげは直接関わらないように、間接的に勝負を仕掛けようとしていて、途中でその甘ささえ最初から狐徹に見透かされ致命的な一撃を見舞われてしまう。美園にその希望を出した時点で、何となくこうなる予感もありましたが、この手を狐徹に打たれたら、ひかげは絶対に拒否出来ないでしょう。

例え話
 途中の長ったらしい民主主義国家の選挙事情の部分は「はぁ、そうですか」としか言いようが無くて。言い回しが遠回り過ぎて全然意図が掴めねぇよ……ってなってしまいましたが、狐徹“らしさ”をひかげに見せ付ける事で強調させたかったのかなあ。

天王寺狐徹の思想
 民主主義をぶっ壊して自分主導の王政国家を作り上げる事、らしいですよ将来的に。本気なのかどうなのかよく分からないですが、学園での生徒会役員として成し得た様々な改革は、もしかしたらその将来を見据えての練習みたいなものだったのかも知れない。

勝利したのは……
 ただ一人、生徒会選挙に直接関わらなかったキリカだけ。狐徹自身がそう認めていました。それ以外は全てが敗者、とも言ってました。ひかげの勝敗は真央の占い通り。他生徒の認知度や、自分が与えている影響力を思い知ったのではないでしょうか。

既刊感想:

生徒会探偵キリカ5

[著者:杉井光/イラスト:ぽんかん(8)/講談社ラノベ文庫]★★

文化祭
 相変わらず生徒8000規模での開催とか、想像つかねえ。どれだけ事前に警備体制を整えても穴が開くような気がして仕方ないんだが……。それでもでかいトラブルに見舞われないのは、優秀な生徒会と実行委員の努力の賜物なのかな。

準備段階・七不思議事件
 文化祭準備期間の出来事。本番前の前哨戦? と言った雰囲気で、キリカとひかげにとっては小手調べ的な。とは言え、なかなかに手の込んだ仕掛け方で、これが解決しないと本番までに大分悪影響が出てたでしょうね。

本番・ミスコンと演劇
 事件の規模としてはマスコミ巻き込んでの大騒動。ただ、キリカが言っていたように色々な出来事が複雑に絡み合い面倒臭く見ていただけで、実際に分かってみれば至ってシンプル。なので、一応推理は巡らせていたけれど、ひかげとしては傍観者的な立場の方が強かったかも。

決戦の時、迫る
 色々イベントこなして、狐徹の巨大な強さを直ぐ傍で目の当たりにし続けて来て、それでも敵対表明で立ち向かうと言うのか。生徒会総選挙、ひかげがどんな立場で挑むのかはまだハッキリしないけど、今の所勝機は限りなくゼロに近い。

既刊感想:

生徒会探偵キリカ4

[著者:杉井光/イラスト:ぽんかん(8)/講談社ラノベ文庫]★★

生徒数8000人規模
 物凄く久々に続刊読んで「あぁ、こんな雰囲気だったなあ」と思い返しつつ。ひかげの冴え渡るツッコミとか詐欺師テクニックとか。あと多分以前からそうだったと思いますが、大体ひかげとキリカと総務執行部周辺の範囲でしか語られないからか、これだけの生徒数の規模ってなかなか想像付かないですね。

体育祭
 で、この規模の体育祭も当然ながら、想像したら「収拾付くんだろうか?」となるわけです。周囲のサポートも当然必要不可欠ながら、傍から見てると難なく全体をまとめ上げている狐徹の凄さも改めて見せ付けられたような感じでした。

そして謎と推理と生徒会探偵
 キリカが謎を解き、ひかげが裏を暴く、みたいな流れだったなあそう言えば。こんな風に懐かしんでばかりでしたが、些細な所で重要な伏線を貼るような仕込み方が巧いですよね。ひかげとキリカの指摘による種明かしで有無を言わさず納得させてみせてくれる。

扉の向こう側
 これもあったなあ。今回の件で大分その時が近付いたような手応えでしたが、誰が残りの鍵を持っていて、誰がその全てを手に入れて、誰が扉を開けるのか。この件が今後更に深く関わって来るのかどうか。

既刊感想:

筺底のエルピス6 ―四百億の昼と夜―

[著者:オキシタケヒコ/イラスト:toi8/ガガガ文庫]★★

異性知性体
 話の広がり方が、これまでとは比較にならない程に途轍もなく大きくて深い。果たして語られた内のどれだけを理解出来たか。考えても仕方ないので、この辺りは何となくの感覚で“分かったつもり”で乗り切るしかないのでしょうかね。

始まり、継続、終わり
 要するにこの“異性知性体の無限ループ”を“断ち切って”、その上で“未来を継続させる為”に今の世界が存在している、と言う事、なのかな? いや、ここに関しても正直把握し切れない部分があって、大分手探り状態でした。

デッドエンド
 問題を一つずつ解決して行けば未来への道は切り開かれる、と希望が提示されて、そこに向かって3組織が束になって突き進んで行く……かと思われていた矢先にまた「あ、詰んだ……」。もう何度目だ。これまでの最悪の絶望をあっさり超えてくれる。もう笑うしかない。

百刈圭の存在
 本当に最後の最後、「詰んだ」と膝をついてうな垂れたその先。状況的にはそこに圭が来たってどうなるもんでもない、筈なのに何でこんなに頼もしく映るんだろう。叶とカナエを通して見えたからだろうか? 絶望的な状況は続いてますが、彼ならどうにかしてくれる、と強く願い信じたい。

既刊感想:

筺底のエルピス5 ―迷い子たちの一歩―

[著者:オキシタケヒコ/イラスト:toi8/ガガガ文庫]★★★

捨環戦の後始末
 阿黍が潜んでいた場所、“一万年を生きる”って「どうやって?」と疑問に思っていた謎が解けました。でも、そこまで徹底してやるって、根本の動機って何なんだろう? 鬼を殲滅する以外の何かを秘めているような……阿黍に関してはまだ語られてない部分も色々ありそう。

カナエが救った世界
 あの時、あの瞬間、無残に散った人達が、当たり前のように止まった筈の続きを生き続けている。本当はそうじゃないのに、“元通りになったように見える”のが辛い。全てを理解して「ここは私の居場所じゃない」と絶望に沈むカナエを見ているのが本当に辛かった。

百刈圭が与えた“地獄”
 カナエが最も目を背けたいものって何だろう? と考えて、圭だったら何を武器にカナエの奥底の心に届くように響かせるだろう? と考えて、何となく察せられました。圭じゃなければ出来ない事。物凄く彼女の事を理解しているじゃないか、と。ただ、そっちばかりに意識が向いていて、こっちの叶の事を思うと少し切なくなりますけどね。

氏名
 この世界にカナエの存在は正しくはまってはくれないし、元の世界の記憶は決して亡くさず生きていかなければならない。それでも、新しい氏名を与えられた事によって、ようやくこの世界に定着出来たような、よくやく“救われた”“報われた”ような、そんな気持ちになれました。

既刊感想:

筺底のエルピス4 ―廃棄未来―

[著者:オキシタケヒコ/イラスト:toi8/ガガガ文庫]★★★

最悪の最期
 中盤のこの章タイトルの意味が、どうか“最悪=エンブリオの最期”であってくれますように、と必死で願ってました。ホントにこいつ! もうホントに! 散々絶望を植え付けられて来たので、最期の瞬間はなんかもう良く分からん感情交じりになってました。

『捨環戦』の終着点
 最後の方まで「どうやったらケリが付くんだろう?」って考えさせられてましたが、ゲートを抜けてから一挙に答えが噴出しましたね。一体いつから、どこまで裏を読んで、ありとあらゆる可能性に対応策を講じて来たのか。あまりに想像を絶していて声も出ませんでした。

“二年と九十六日の後”の真相
 3巻冒頭で述べられていた通り、圭の名も、結の名も、叶の名も、確かにそこには存在しなかった。ただ、叶の記憶の中にだけ、この先生きて行く中で決して誰とも共有し分かり合える事が出来ないまま刻まれてしまった。

残酷な結末
 叶が取り戻したかった光景は確かにそこにあった。けれども、叶は救われていなかった。そこはもう叶の世界ではないから。叶だけが報われていない。相手は直ぐに気付いていたけれど、どう違う世界の“自分”と接して行くべきなのか。

既刊感想:

筺底のエルピス3 ―狩人のサーカス―

[著者:オキシタケヒコ/イラスト:toi8/ガガガ文庫]★★★

二年と九十六日後
 え、何で? どういう事? ……ってなりますよそりゃあ。いきなり確定事項だけ「ドンッ!」と提示されてしまったので、おとなしく過程を辿るしかないわけですが。この時点では希望が一ミリも見出せない。

間白田俊彦の作戦
 意気揚々、余裕綽々に構えているように見えていたのに……まさかの展開に不意打ち喰らって背筋が凍り付きました。しかしこいつ、重要な事は開示しないままで……いや、でも間白田自身こうなる事さえも予測していたんだろうか?

奥菜正惟とゲオルギウス会
 間白田が上手くに運んだかと思えば、奥菜正惟に完膚なきまでに叩き潰され、いよいよ窮地に陥ったかと思えば割って入ったバチカン共が奥菜正惟を凌駕して……今回もまた状況変化の加速が凄まじく。気が付けば『鬼』の存在が蚊帳の外。何の為に争っているのか見失いそうになる。

絶望と思っていたのは真の絶望じゃなかった
 まじか……まじかよ……。微かな望みがあるとすれば、エンブリオとゲオルギウス会がぶつかってくれて、門部の皆が逃走出来た事か。いやでも、もうエンブリオに惨殺される未来しか想像出来ないんですが……。

既刊感想:

筺底のエルピス2 ―夏の終わり―

[著者:オキシタケヒコ/イラスト:toi8/ガガガ文庫]★★★

第3の機関『THE EYE』
 圧倒的な戦力差を誇示しながらの『門部』への侵略。『ゲオルギウス会』も含めて、同じ“世間に蔓延る鬼を討伐する”目的を掲げている筈なのに何故……? って気持ちはとんでもなく甘っちょろいもんだった、と後々思い知らされる事に。

青鬼
 身内に潜んでいて疑心暗鬼に陥りながら、対青鬼専門の霧島さんの素性に「ええええっ!?」ってなって、そこから更にTHE EYEの潜伏者が絡んで彼等がやっている事に驚愕させられて……中盤以降の展開はめちゃくちゃ目まぐるしく変化が続いて、ついて行くのが結構大変でした。

絶望的な状況からの反撃
 THE EYEの能力者達が揃いも揃って「何やっても無駄無駄」とか言い切っていて、実際に戦力差が絶望的に開いていたので、しかも門部中枢があれだし。正直途中で「詰んだ……」って諦めかけてしまいましたよ。それでも諦めずに覆そうとする意志の力は凄まじかったですね。

崩壊寸前
 踏み止まりはしたけれども。第3の機関はこれで引いてはくれないだろうし、確実に奥菜正惟が攻め入って来るだろうし。こちらは門部中枢への再到達が勝利条件なのでしょうかね。ただし、その道程は地獄へと続いていて辿り着くのが不可能に近くて果てしなく遠い……。

既刊感想:

やがてうたわれる運命の、ぼくと殲姫の叛逆譚

[著者:藍月要/イラスト:かわく/ファミ通文庫]★★★

十二歳の男の子と二十歳のお姉ちゃん
 おねショタ系って括りで良いんでしょうかね。見た目は凛々しく接しつつ、内面で激しく身悶えしてごろごろ転げ回るオルカお姉ちゃん。なにこの可愛い生き物。歌に惹かれ一目惚れした瞬間に、年下男子なレンに主導権を握られちゃいました(レンには全くその気は無くとも)。

“キリッ”な態度が誤解を生む
 レンの方もオルカお姉ちゃんが大好きで仲良くなりたいのに、ことごとく誤解を招く態度を取られてしまう。なので「嫌われてる」「避けられてる」とかレンの気持ちが沈む度に、「違うんだよ! そうじゃねえんだよっ!」叫びたくなる程にもどかしさが大爆発してしまいました。

息をもつかせぬ怒濤の展開
 魔物の津波『災魔流』が襲ってから先の終盤。一人立ち向かった魔物狩りに絶望的な状況を覆せるのか、オルカ達三姉妹は間に合うのか、クズの癖に強さで圧倒する相手に勝機はあるのか、そしてレンに【うたうたい】への覚醒は起こり得るのか。最後までどう転ぶか予断を許さない展開で、非常に読み応えがあって面白かったです。

続きは未定
 今後の売り上げ次第、との事。厳しい現実を突き付けられてしまいましたが、レンとオルカとのもどかしい関係や、【うたうたい】としてのレンの旅の行方などもまだまだ追ってみたいので、何とかここから続いて欲しいですね。

スーパーカブ6

[著者:トネ・コーケン/イラスト:博/角川スニーカー文庫]★★

卒業前の後始末
 怪我で休学していた分の補習、病院で絡みがあった患者達へのお礼や様子見、東京への引っ越し準備とか。この時期は小熊にとって珍しくあまりカブと付き合えない、妙に慌ただしい日常に感じられました。

卒業式直後からの卒業旅行
 一応卒業前から礼子と椎と計画を立ててはいましたが、清々しいまでの“好きな事を好きな様にやりたい”勢い任せな行動。これまでも結構な無茶を見て来ましたが、躊躇わず思い切りよく踏み切れる所は相変わらずで、そう出来るのが羨ましいなあって思っちゃいますね。

東京徘徊
 東京の道路を頭に思い浮かべられる位詳しいと、小熊達が辿る旅を追体験し易いのかも知れません(残念ながら詳しくなたったです)。東京はバイクに優しくない、けれどもじっくり付き合えば優しい部分も見えて来そう、そんな東京初心者達の小旅行でした。

別れと新たな始まり
 礼子とも椎とも別の道を進むみたいな別れ方で、なんか最終回っぽい雰囲気のエピローグでしたが……続くとも終わりとも無かったので分からない。ただ、アニメ化決定の朗報もあったので、新展開で続いて盛り上がって欲しいですね。


既刊感想:

継母の連れ子が元カノだった3 幼馴染みはやめておけ

[著者:紙城境介/イラスト:たかやKi/角川スニーカー文庫]★★★

相変わらずな各章の冒頭
 若気の至りとしか言いようがないが……の下り、もうツッコミ飽きたけど言っておくぞ。鮮明に覚えていて意識しまくっているじゃねえか! お互いにさ。もういいから気が済むまでずっとやっていてくれ。

東頭いさなの台頭
 こんなキャラだったっけ? 水斗と結女の関係ばかりが気掛かりで、実はあんまりよく覚えてなかった。ごめん。しかし今回は強烈な存在感を発揮してくれたので、多分もう忘れない。基本引っ込み思案な割に、慣れ合うとぐいぐい食い込んで来る。扱いが結構面倒臭いです。

変化球
 はいはいまたそのお定まりの冒頭の下りね……と思って流そうとしたら「お前たちかよ!」ってなりました。実は川波と暁月がメインの回で、それで“幼馴染み”だったのか、と。付き合いが長い分だけこじれ具合も半端なかったですね。水斗、結女とは別の意味でヤバかった。

幼馴染みは最高だぜ
 心の奥底が焼け焦げるくらいに熱い幼馴染みイベントを堪能させて頂きました。今回は間違いなく川波と暁月が主役だ。恥も外聞も捨てて、本音と本音の言葉のぶつけ合い、このシーンが堪らなく良かったです。

既刊感想:

カノジョに浮気されていた俺が、小悪魔な後輩に懐かれています

[著者:御宮ゆう/イラスト:えーる/角川スニーカー文庫]★★

第4回カクヨムWeb小説コンテスト・ラブコメ部門『特別賞』受賞作。
 悠太の周囲で割と密接に女の子達と絡む様子が見られましたが、恋人同士な雰囲気醸し出しながら恋愛感情を抱いているかと言えば曖昧な素振りで、友達関係を強調しつつ恋愛感情を抱いていそうな素振りを見せたり、浮気が原因で振られた癖に意味深な態度で接して来たり。誰も彼もが不安定で、そこに強く興味を引かれました。

後輩との距離
 真由が好意を抱いて悠太に付きまとっていちゃいちゃしてるようにしか見えませんでしたが、何となく表向きの表情と本心は違うような気もするんですよね。分かり易いようで、意外と真由の本当の感情は見通せなかったです。

女友達との距離
 彩華も巧みに本心を悟らせない。見せてくれない。否定はしてますが、悠太に友達以上の感情を抱いている気もするんだよなあ。ただ、彩華の場合は真由以上に把握し辛い。今の所は女友達の顔しか見せて貰えませんでした。

元カノとの距離
 絡みが少ないながら存在感は大きい礼奈。悠太視点だと“見知らぬ男と手を繋いでた事”だけしか当時の状況を把握出来ておらず、これってもしかして誤解や勘違いなんじゃ……この辺りはほとんど語られてないので、まだ何とも言えない所。