龍盤七朝 ケルベロス 壱

[著者:古橋秀之アスキー・メディアワークス メディアワークス文庫]★★

 最初に述べられていた、“三首四眼五臂六脚”の
“一匹”の化物の意味が最後で紐解かれた時、なん
かこうぞわぞわっと、高揚感に満ち溢れた鳥肌が総
立ちしてしまったよ。廉把の絶望と放棄と逃避が元
々からあったせいか、希望も意欲もあまり前向きに
抱けない状況がずっと続いていただけに、このラス
トの決起は余計にぐっと来るものがあったなぁ。
 ……でも、実際はこの最後の惨状を目の当たりに
した所からが廉把、蘭珈、浪无の本当の始まりなわ
けで。現状絶望的な戦力差のある螺巖に対し、これ
から三者が何を考えどう挑んで行くか楽しみな所。

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