[著者:月見草平/イラスト:水沢深森/MF文庫J]★
全く存在感無かった副委員こと米倉愛の加入で一通りメンバーが揃った感じ。輝夜の電波度合は、前巻と比べて割と低めだったかも知れない。非常識な言動は相変わらずなんだけど、その被害が周囲に拡散せず錦織・六道・米倉の内輪だけに留まっていたからかなぁ? “新世界の王を目指す”とかいう輝夜のトチ狂った野望にさえ目を瞑れば、これってドタバタな楽しい夏合宿の一幕だよねぇ(まあ目を瞑れるかどうかが一番の難題なんだろうけどさ)。
今回は錦織の方が急激に輝夜に惹かれてたな。輝夜が安易にデレるよりも、こういう見せ方のほうが好きかも。……で、輝夜が“何故新世界の王を目指してるか”って謎はいつになったら明かされる?
既刊感想:第1式
かぐや魔王式!(第2式)
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月見草平 メディアファクトリー 2009年01月