[著者:葵せきな/イラスト:狗神煌/富士見ファンタジア文庫]★★★
やべぇ、こいつぁやべぇぜ。今回本編の何処を切り取っても、ホントに何処を切り取っても馬鹿過ぎる展開しかなくて(一応褒め言葉ね)、もうどっからツッコんでいいのか分かんねぇよ! 鍵ってさー、よくこの生徒会メンバー四人のことごとく想像の斜め上を行く発言に一々律儀に懇切丁寧に殆ど漏れなくツッコミ返せるよなー。そういうとこはホントすげーと思うよ。普段からエロエロハーレム妄想妄言垂れ流してる奴だけど、なんだかんだで心底くりむ、深夏、知弦、真冬の四人と形作る“生徒会の空気”ってやつを大切に思い抱えてるんだろうなぁと。
まあでもそんな感銘に浸れるシーンなんか微々たるもんで、相変わらず馬鹿騒ぎばかりだけどね。