ヴァルハラの晩ご飯V ~ドラゴンと神殺しの主菜~ (電撃文庫)
- 作者: 三鏡一敏,ファルまろ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/06/09
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (1件) を見る
アンドヴァリとアンド料理長の“アンド”は思わ
せ振りなだけで、ヘルヘイムでロキが見た大量のセ
イとブリュンヒルデについてはサッパリ分からず終
い。この辺の描写は結局何だったんでしょうね。
本来想定していたゴールはこうではなかったんじ
ゃないかなあ。最後に、アンドヴァリがロキについ
て含みのある物言いを置いて去って行った事も重な
って、どうにもスッキリしない終わり方でした。
セイの性質が予言されていたラグナロクを発生さ
せる引き金になるのかな? とか、そんな想像も巡
らせていました。実際には、これだけオーディンが
警戒していたにもかかわらず何事もありませんでし
た。まあそういう事なんでしょうね。残念です。
既刊感想:I、II、III、IV