[著者:十字静/イラスト:しらび/MF文庫J]★★
- 作者: 十字静,しらび
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/10/25
- メディア: 文庫
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何となくの感覚で雰囲気に浸りつつ、物語の一番 伝えたかったモノを掴み取る事が出来ていれば、そ れでいいのかなと。読みながら充分に理解出来てい たのか、正直心許ないもので。最後の最後、“とて もありふれた”“ただそれだけのおはなし”だけで も、何とか汲み取れたつもりではいるんですけど。 改竄に次ぐ改竄、伏線に次ぐ伏線、特に終盤戦は それが幾重にも張り巡らされていたので、大元の真 実が何だったのか途中で見失ったりしましたが。 もっとも、綜嗣が真相まで引っ張って行ってくれ る確信はあったので(そうじゃないと道半ばでバッ ドエンドでしょうから)、あとはもう行き着く先に 何があるか考え巡らせつつ身を委ねるだけでした。