[著者:友麻碧/イラスト:雨壱絵穹/富士見L文庫]★★
伝承への懐疑心
トネリコの勇者、異世界からの救世主が『正義』。災厄を起こした3人の魔術師が『悪』。と、伝えられて来たこの絶対の史実。その真実が揺らぐような、そこに疑問を抱く余地があるような、今回はそんな風に描かれているようにも思えました。マキアの中に在るものは
ただ、何となくの域は出ないので、まだ明確な指摘は出来ませんけどね。マキアの中に眠る『紅の魔女』の資質のようなもの、幾人かが口にしていた3人の魔術師の『帰還』が示す意味など、特に気になっているのはこの辺りでしょうかね。友人と前世と
そして最後にマキアとアイリの『前世』について。まあアイリの精神がこんなじゃ、面と向かって言わなきゃ収まりが付かなかったよね……。既刊感想:1
メイデーア転生物語 2 この世界に怖いものなどない救世主
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友麻碧/雨壱 絵穹 KADOKAWA 2020年03月14日