[著者:哀歌/イラスト:夕薙/電撃文庫]
復讐者は大監獄の真の姿をまだ知らない
目の前で理不尽に妹を誘拐され、止めようとした母を惨殺された主人公・ヴァイド。彼は自身の手に残った僅かな手掛かりを元に、自ら大監獄ゾルバドスに身を落とし、妹の奪取と母の復讐を目指す。とりあえず、まだ始まったばかりで続刊前提の謎や伏線が多いな、って印象でした。訳知りなリェーナに、もっと色々と語って欲しい気持ちはあったかなあ。結局は最後まで焦らされてしまったので。
大監獄全体で起こりつつある、危機的な『何か』。ラストに垣間見た、ヴァイドの妹・アニカの事。リェーナの素性。ヴァイドに施された首輪の謎。現状で気になっているのはこの辺りでしょうかね。
来タル最強ノ復讐者 ~救いなき監獄都市で絶望を容赦なく破壊する~(1)
posted with ヨメレバ
哀歌/夕薙 KADOKAWA 2021年01月09日