［著者：夏色青空／イラスト：米白粕／富士見ファンタジア文庫］
第33回ファンタジア大賞『銀賞』受賞作
最終的には『家族愛』のちょっと良い話、で落ち着きました。が、決して忘れてはいけない。そこに辿り着くまでの紆余曲折が、いかに困難かつ異常事態の連続であったかを（主に春馬にとって）。……いや、本当にね。思い返しても『まともな状況でない』事の方が大半を占めていたと思う。ただ、これだけ理不尽な目に合っても、春馬って逃げたり投げ出したりしなかったんですよね。
自分の為か、それとも母親の為か。これだけ覚悟を決められるなら、自力デビューも果たせそうですよね。ただ、このラストの状況から続くなら、どう繋げるか気になる所ではありますね。
母親がエロラノベ大賞受賞して人生詰んだ せめて息子のラブコメにまざらないでください（1）
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夏色 青空/米白粕 KADOKAWA 2021年01月20日
