- 作者: 師走トオル,toi8
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/02/15
- メディア: 文庫
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証拠品のねつ造、バレたら違法、バレなきゃ合 法。前巻そういうの阿武隈が仕掛けなかったから 油断してましたが、やっぱり切羽詰まったここぞ と言う流れでしっかりぶち込んで来ましたね。 あくまで自分の正義を貫く為に法を侵す事を断 固拒否するか? それとも冤罪を負わされた依頼 人の無罪を掴み取る為に法を侵してまでどんな手 段でも使うべきか? 前者は本多、後者は阿武隈 の信念であったりやり方であったり。その自らの 中の意思、特に本多のそれが果たして阿武隈の影 響でどのように変わって行くのか。或いは変わら ないままの部分も残って行くのか。その辺りは今 回の裁判の中で大きな見所だったと思います。 既刊感想:1、2