[著者:手代木正太郎/イラスト:Nagu/ガガガ文庫]★★
羽汰が『虫の魂』から解放されるのは何時?
それが訪れた時が物語の終わる時だろうか。今の所は特に変化も無く、状況は好転も悪化もせず。どれだけ凪と『解放』作業をこなせば報われるのか、まだ終わりは見えて来ない。割と充実した“虫と関わる”生活
凪と関わる事で『虫の魂』に憑かれた相手とも関わり、虫の魂の正体と原因を突き止める行動を積極的にこなしている。何だかんだ言っても、以前に比べて大分満たされているようにも見える。自己の過小評価は変わらない
羽汰自身の性格が卑屈過ぎて全然見えていないだけで、『友達付き合い』みたいな行為はちゃんと出来ているじゃないか、と。せめて雪絵の仕草にはもうちょっと気付いて欲しいよなあ、幼馴染みなんだからさ。既刊感想:1
むしめづる姫宮さん(2)
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手代木 正太郎/Nagu 小学館 2020年01月17日